ハコネイノデ(オシダ科イノデ属) 箱根猪の手
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(特徴) 常緑性。根茎は短く斜上して塊状。サイゴクイノデ×アイアスカイノデの雑種と推定されている。サイゴクイノデに似て、葉柄基部に狭披針形〜披針形、光沢のない濃栗色の鱗片が混ざる。中軸の鱗片は、披針形、茶色、辺縁は不規則な突起がある。葉身は光沢の少ない薄い緑色、硬い草質で2回羽状複葉、先は急に狭くなり鋭頭。胞子嚢群はサイゴクイノデに似て辺縁寄りにつき、下部では小羽片の耳片に優先的につく。ミツイシイノデと区別がつかない型もある。両親種が生える山地の林床で稀に見られる。 (撮影・2015年8月27日、石見川) |