ハカタシダ(オシダ科カナワラビ属) 博多羊歯
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(特徴) 常緑性。根茎は短く這う。葉柄はわら色、基部に線状披針形、褐色の鱗片がつく。葉身は卵状長楕円形の2回羽状複葉、光沢のある濃緑色の硬い紙質で、側羽片は3〜5対と少なく、先端の羽片は急に短くなり、長い頂羽片となる。最下位の後側の第1小羽片は著しく伸び、前側第1小羽片も長くなることがある。胞子嚢群は小羽片の中肋と辺縁の中間につく。写真のように斑入りのものもある。斑入りの模様を博多織に見立てたのが名の由来。低山から山地のやや乾いた林縁でやや稀に見られる。 (撮影・1999年10月24日、加賀田) |