アイトキワトラノオ(チャセンシダ科チャセンシダ属)
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(特徴) 常緑性。コバノヒノキシダ×トキワトラノオの雑種と推定される。外見上は、トキワトラノオに似る。根茎は短く斜上。葉柄は淡緑色、下部では黒褐色となり、基部に披針形、格子状の茶褐色、背に毛がある鱗片がつく。葉身は広披針形の2回羽状複葉、やや光沢のある緑色の厚い草質で、中軸、羽軸の表面(向軸側)の溝の中心部が隆起する。胞子嚢群は長楕円形でやや裂片の中央部につくが、胞子嚢は委縮して弾けない。両親種が混生する低山で稀に見られる。 (撮影・2012年9月12日、塔原本谷林道) |