アイカタイノデ(オシダ科イノデ属) 合硬猪の手
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(特徴) 常緑生。根茎は短く斜上して塊状。カタイノデ×アイアスカイノデの雑種と推定されている。外見状はカタイノデに似る。葉柄は葉身より短く、基部に披針形、濃栗色〜黒褐色、全縁の鱗片が密生する。中軸では全縁に近い狭披針形、褐色の鱗片がつく。葉身は狭卵状長楕円形、2回羽状複葉、光沢のある深緑色の硬紙質で、先端はカタイノデに似て長く鋭く伸びる。胞子嚢群はやや辺縁寄りに、葉先からつく。乾燥すれば葉表は黒ずむ。カタイノデモドキと区別がつかない形も多い。両親種が生える山地の林床で稀に見られる。 (撮影・2008年6月7日、甘南備) |