坊主って丸儲け? 神主さんはどうかしら?



 今年もまた、お盆の季節がやってきた。
 時々、お寺からハガキや手紙が届いたかと思うと、結局は、いろいろな名目をつけて「寄付金をください!」という内容のものばかりだった。多分、総本山の寺に上納金みたいなのを出さなきゃならなかったりして、苦しかったりするのかもしれないけれど、もう少し品てものがあってもいいんじゃないかと思う。

 しかも、あの坊さんたら、四十九日の法要のお話の中で、自分の寺のお墓の宣伝し始めるんだもんなぁ......(僕んちの墓は、寺の敷地の中にはないのだ)。法要でお寺に行くたびに、何度も何度も「お墓を買う」話をされると、本当にストレスがたまる。だって、これから拝んでもらうのにケンカするってワケにはいかないでしょ? そんなモノがあるのかどうかは知らないけれど、セレモニーハラスメントじゃん!

 たとえば、戒名には定価がない。だから、お坊さんに質問しても戒名の値段を教えてくれるワケじゃない。初心者だからといって、安くなんかしてくれない。「東京では、○○万円もする」とかなんとか、親切めかして脅しに聞こえるような凄い金額を、例として挙げてくる。うげげげげっ! だから、こっちはとっても困る。何社か呼んで、見積もりを取るってワケにもいかないし......。いつの間にか、無難で高めの値段に決まってしまう。故人のことを、戒名でなんか呼んだりしないのに......。坊主ったらホント丸儲けじゃん! そもそも、戒名なんて金で買うものじゃなくって、日頃の仏教に帰依する態度とかによって決まるものだったらしい。そんなこと死んでから言われても、どうすりゃイイって言うのよ?

「もしかしたら、神道にしちゃうのが一番いいかも?」なんて、最近は思い始めている。葬式も簡単らしいし......。

投稿時間: 2003年7月10日(木) at 02:46 PM      


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