オカリーナの小道

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オカリーナ用の曲集・楽譜

本HPでは以前から、「オカリーナ用の伴奏はこのようなものが良い」という、少々生意気なつぶやき(下記参照)を掲載していたところ、 最近その要望を満たしてくれるような市販の伴奏CD付楽譜が増えてきたように感じ、 他の方も同じように感じていたのだろうな、と嬉しく思っている次第です。

 

 楽譜・曲集   コメント
 オカリーナのためのおもちゃばこNo.1 

 2020.1.31現在 小川堅二氏による唯一の市販演奏CD。

ボーナストラックとして、演奏曲目と同じ曲の伴奏(C管用)があります。楽譜はフルート・オカリーナ館の「お」友達の会で入手できます。

ちゃこのおんがく工房

オカリーナ用の楽譜と伴奏を制作しているサイトです。
★ソロ用 伴奏音源

ブラームスの子守唄 (Suimin演奏)


スペインの小夜曲 (Suimin演奏)

★アンサンブル・アレンジは、音域の異なるオカリーナを2〜数本組み合わせて一つの楽器として捕らえ、曲全体にメリハリがつくような構成になっています。かつ、どのパートも吹きごたえがあります。


楽譜・曲集   コメント

伴奏はハープの生演奏で収録されています!

春夏秋冬の各季節、童謡を中心に6曲ずつのセレクション。冬にだけ「クリスマス・イブ」「虹と雪のバラード」のポピュラー系2曲が入っています。

著者:ホンヤミカコ
発行所:シンコーミュージック・エンタテイメント
編曲、ハープ演奏:毛利沙織
;  ピアノ伴奏の楽譜とCD付
(明記されてませんが) ピアノは生伴奏でなく、打ち込み(MIDI音源)であるような印象です。
シングル管でもまだまだ出来ることがある、ということを教えてくれる曲集です。
 ギターの生伴奏 CD付
 アルソ出版 (すべての製品ではありませんが)1曲ずつの楽譜販売があることや、楽譜のサンプルが見れたり、音源の一部を試聴できることが、買う側にとってはありがたいです。 
茨城智博オカリナ・アンサンブル・ピース 茨木智博氏によるオカリーナ・アレンジ・ピース
楽譜サンプルが覗き見できて、1曲単位で購入できるのは良心的だと思います。midiサンプルがこちらで視聴できるようです。


  以下は、オカリーナ専門の楽譜ではありません。 
(メロディー譜だけ必要な場合、移調ができる方なら、
改めてオカリーナ用の楽譜を買う必要はなく、いわゆる「歌本」で十分かと思います。。
   いわゆる「赤本」、歌詞・コードネーム付のメロディー譜集です。

「プロフェショナル」となっているのは、ギターやピアノで、リクエストに応えて即興で伴奏・演奏するために、プロの方が使うからでしょう。

自分のお気に入りの曲を、どうやったらオカリーナで吹けるか(移調など)など考えながらページをめくると、結構よい脳トレになります!

童謡唱歌のすべて もあります。




(個人的な意見と感想です)

素人にとって、伴奏を自作するというのは、技術的にも時間的にも難しいものですので、伴奏CD付の楽譜は、大変ありがたいものです。 ただ、伴奏CD付楽譜をいくつか購入してみると、共通して「もう少しこうだったら・・・」という点があり、 出版社、編曲者の方々に、次のことをお願いできれば、たいへん嬉しく思います。

★「ガイド音」は練習には良いのですが、人前で吹くときは耳障りになる場合もあるので、 ガイド音は「なし」か、あっても小さくて目立たない音(=減衰音)にしていただけると嬉しいです。それから、せっかくガイド音を消しても、ピアノ等がオカリーナと同じ主旋律を鳴らすと元も子もないです。ほんと小うるさくてごめんなさい。

★曲想や演奏者の力量にもよりますが、伴奏はシンプルなほどオカリーナに合うように思います。 個人的には、ギター、ハープ、チェンバロ、ピアノなどの減衰音の音色で、Sound of Slilenceの冒頭のギターアルペジオのイメージが最高、ピアノなら左手だけでも弾けるくらいの音の数で十分と感じます。また、オカリーナのダイナミックレンジ(強弱の幅)には相当の制約があるため、曲の中で伴奏の音量が大きく変化するタイプの伴奏は、「オカリーナ・フレンドリー」とは言えないような気がしています。

キー(調)の選択は難しい場合がありますね・・。個人によって得意・不得意があるかと思います。音域が楽なのをとるか、運指が楽な(#♭が少ない)のをとるか?模範演奏・・意見が分かれるところかと思いますが、(やや機械的でありながら)完璧な音程とリズムを提示するというスタイルと、 (多少、人間的な部分もみせながら)「オカリーナでこんな表現できます」という演奏例を提示するスタイルと・・・。(つぶやきでした。)


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