また朝からコーヒーを三杯も飲んでしまった。
お蔭様で最近はマーロックスプラス
(液状タイプの胃腸薬)のお世話になっている。
今まではキャベジンを愛用していたが、
錠剤のために水が必要になる。
これが意外とめんどくさい。
普段は一様、健康なので薬を飲む習慣がないため
いちいち水を用意するのも面倒。
だったら水の要らない液状タイプに変えてみたが
これがまた中途半端な味でして。
レモンフレーバー味というのがついていて
飲みやすくしているらしいが粘液状なので
のどに引っかかる感じが残る。
なんか気持ち悪いのでいつもその後にお水で流し込む。
だったら味的に効きそうなキャベジンにまた戻すことにした。
語呂的にも“マーロックスプラス”
(日曜日の夕方6時にやってそうなアニメのタイトルみたいな商品名)
よりも原始人には
“キャベジン”の方が合うと突っ込まれる前に。
今日は学校でのレッスン。
新入生と在校生が入り混じっての時間。
当然力量の差が出るので超初心者、初心者に分けてやる。
今日はまた初心に戻って
左手指(弦を押さえる方の指)分離のための練習。
どうしても薬指と小指が“仲良し”になりがちなので
均等にする運指。
一様、偉そうにその重要性を説明し
メトロノームを流しながら模擬演奏する。
が、思うように指が流れてくれない。
焦った。
これでもプライドの高い自分の顔が熱くなってくる。
なんとか、途中まで行き着いて
その後は生徒にやらしてしまった。
でも、彼らはその“エクササイズ”に夢中になっていたので
何とかなった。
そういえば最近説明して彼らにやらすだけで
自分は見てるだけだった。
これからは生徒と一緒に“基礎からやり直そう。”
とか思いながらもその後、
手癖の“脅かし系のフレーズ”で
お茶を濁した自分が情けない。
途中、マイパートナー用に去年から教えている生徒の一人
“リョウ”に預けてあるギターの写真を撮る。
彼、最初のデビューが地元小岩のライブハウス
“ジョニエン”でのdeeppurple“ハイウェースター”
その時はお客さんから“おひねり”まで貰っていた。
後で集計したら一曲分のギャラが僕より多かった。
着服はしてないよ!記念に残しておくらしい。
いいな〜〜羨ましい。
スタジオでのレッスンが終わって学校に戻り生徒と雑談。
“ねえねえ、これって超可愛くない?”
いきなり言われてもこっちは困る。
たじろぎながらも “う、うん、そうやね。”
“なに〜〜、センセって関西なの?”
当然のように“タメ口”である。
男子はそうでもないが、女子は完璧です。
しかも、こっちは顔も見たことがない。
当然話すのも初めて。
ライブの時の演奏者対お客さんと同じく、
こっちは初めてだと思っていても向こうは知っている。
(どう見ても生徒には見えないのはあたりまえ)
生徒の方はとりあえず“センセ”と呼んでいれば間違いないし。
しかしこっちの方は困ってしまう。
たまにしか学校に行かない上、
どうも人の顔と名前を覚えるのが超苦手だから。
かといって、“ちょっとそこの生徒” と呼ぶわけにも行かない。
“ちょっとそこの女子”も変だし。
あと、彼女達は自分のことを名前で呼ぶ子が多い。
当然苗字ではない。
(杉原、超おなかペコペコ!)は変でしょう。
何人か名前がわかったので“キョウコ!”とか“アヤ!”と
呼び捨てにしてしまえばいいのだが
それも飲み屋のお姉ちゃんを
呼び捨てしているみたいなので難しい。
そんなことを考えているせいかやはり疲れる。
ま、気楽に行きましょう。
帰りに生徒二人と僕、三人で学校の近所で飯を食う。
最近の子供ってあまり食わないのね。
僕一人だけが大盛り。
おまけにビールまで飲んでしまった。
(当然僕だけです。彼らは未成年なので)
色々と情報を収集して家路に。
と思ったが、今日はジョニエンで
おやじバンド倶楽部の定例会。
僕も知り合いがいるのでちょっと覗きに行く。
見事なまでの“おやじ一色”平均年齢45〜6?
最高齢は50をとっくにすぎている。
みんな、年をとってる分、こだわっている。特に楽器。
値段が100万円近い楽器もあるそうです。
今回はおじさんたちの熱演で非常にいい感じのため、
見学だけにするつもりだったが、会長に呼ばれて乱入。
一曲だけ演奏することに、
みんなベンチャーズにはこだわっている人たちばかりなので
普段の乱入より緊張する。
とはいえども、こっちもプロの端くれ、
ここで引き下がったら逆に失礼かも?
おなじみのキャバンのリクエストで何とか自分流に演奏する。
ありがたいことにアンコールをもらったが、
一曲で綺麗に退散。(ぼろが出ないうちに)
その後は僕がドラムで参加している
メンバーもいたので一緒に演奏する。
まあ、ドラムに関しては初心者なのだが、
あつかましくも三曲演奏してしまった。
さすがにタップリと汗をかいた。
終わってから参加者と音楽話。
みんないい顔してました。
来月もやるらしいのでまた遊びに行きます。
今日接触した人たちの年齢差40歳。
一度企画したいものです。
今世紀最大のバンド対決!
“生徒バンド対おやじバンド゙”
その時は決して “オヤジ狩り” をしないように言っておかなくては。 |