或る日、小岩の僕が通っている某ライブハウスで
知り合いのお客さんで蕎麦屋のオヤジ、が、
どう見ても蕎麦屋に見えない更科(いい店です。)の社長が
富士山登山をするというので、
思わず“俺も行く〜〜”と叫んでしまった。


言ったからには“クチだけ”じゃない僕はいざ!富士山へ。
やっぱ、一度は登っておかないとね。



お昼の2時ごろ小岩を出発、
更科の“K”社長の遊び用車“インプレッサ”で首都高へ、
ちょっと渋滞気味だったが、中央道からはスイスイと快調に飛ばす。



午後4時過ぎに富士の五合目に到着。
軽装備でチャレンジする直前です。

装備は軽く、“オヤツ”なし。
水分は二人でペットボトルの回し飲み。

途中、1本¥200のバナナを分け合い、
¥300の“スニッカーズ、チョコバー”を
これまた二人で分け合い、
ようやく7合目あたりに。

この頃にはあたりは
すっかり暗くなっている。
ショボイ懐中電灯で足元を照らしながら
既に全身筋肉痛。

やはり空気が薄いせいか、
酸欠でコメカミが痛くなるし。
雲海の中に稲光を発見。


写真を撮ろうと待ち構えていたが、
なかなか上手く撮れなかった。

なんか神秘的で不思議な感じがした。

ようやく8時半過ぎに今晩の仮眠場所、八合目の“富士ホテル”到着。

素泊まり¥5000(高すぎる!)ま、山小屋です。

一人の仮眠スペース約半畳。
まさに“ボッタクリ”。


確かに標高3000メートルの場所だからしょうがないが、
何もかもが高すぎる!
ま、みんなそれを承知で行ってることだから。


でも、外国からの登山者はどう思うんでしょうか?
(ニホンノフジサン、タカイ!ネダンモタカイ!)

写真左から、富士ホテルの“支配人”


(このおっさん、やたら気前が良かった
ビール頼んだらつまみは出してくれるし、
おまけにビール奢って貰った。
一人元気に騒いで周りを盛り上げていた。


なんか“ノリ”が小岩彫心の“勇ちゃん”にそっくり)で、
更科の“K”社長(なんでこんなに派手な格好なの?)で、で私です。

気圧が低いせいか、
いつもより酔いが早かったかも。


午後10時過ぎに仮眠で
半畳のスペースの“湿った布団”に入るが、
結局は寝られなかったような。
(イビキ、歯軋り攻撃)

気温は10度チョイでした。

午前2時起床、身支度をして山頂まで。
4時ごろ到着。しかし寒い!
5時ごろに噂の“ご来光”が。
それまで休憩所で一休み。

あまりの寒さに
一杯¥500のインスタントコーヒーを
注文(ネスカフェ)、
隣の登山客が美味そうに食っていた
一杯¥800のインスタント製
味噌ラーメンも思わず注文。
(多分銘柄は“さっぽろ一番みそラーメン”)

少し元気が出る。

さ、ぼちぼち時間に、
みんなゾロゾロと
ご来光拝見ポイントへ移動。
お気に入りの写真、
これが“雲海”っうやつです。



ほんと綺麗じゃ。

いよいよお日様が
昇ってまいりました。



ありがたや〜〜ありがたや〜〜!

なんか合成写真っぽいけど実写です。

寒いからって体に
“ゴミ袋”
じゃないです。

あまりの寒さに“雨カッパ”着用。


“仙人”の格好だったら笑えたかも。
“杖”を持ってるあたり、それっぽい。

でここが富士山の噴火口あたり。


ゴジラかキングギドラが
向こうからやってきそうな雰囲気。
(ラドン、ギャオスか?)

円谷英二に合掌。なんのこっちゃ?

頂上で楽しんだ後、下山。
約3時間かけて降りてきました。

しかし瓦礫の坂道を下るのは疲れる。
砂埃にまみれてようやく五合目に到着。
早速“富士ビール”で乾杯!美味い!!

“K”氏の“足袋”が渋い!
お疲れ様でした。

 


さ、来年は
“不健康不良ミュージシャン”連ねて
僕が“隊長”で“富士山登山隊ツアー”企画します。

参加者を集う。(って誰か行く?)