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2. ラケットについて

 スイートスポットの広い、打ちやすいもの。衝撃吸収性に優れたもの。ということで基本的にデカラケ(OVER SIZE)とし、コントロールをつけるためラケットスピードを上げられる軽量ラケットを使用。 
 てなわけでで最軽量のヨネックスSRQ Ti 950を購入、半年やってみる。その後、評判のプリンスTRIPLE THREAT RING を購入し、1年間この2本でプレー。最近「ピエゾ効果」を活用したインテリ・ファイバー・ICチップ入りのHEADインテリジェンスラケットを入手、この3本を使い分けてる。この3本の比較をしてみると下記の通り。 

項   目
YONEX: SRQ Ti 950 PRINCE: TRIPLE
THREAT RING

HEAD:
i.S18 chipsystem

WIDTH[MAX/MIN]:  27mm/25mm  28mm 28.5mm均一
MATERIAL: 超高弾性カーボン+チタンメッシュ カーボン+グラファイトテキストリーム+トリプルブレード チタン・グラファイトコンポジット
FRAME SIZE: 110SQ.IN 125SQ.IN. 120SQ.IN.
LENGTH: 27.5INCH 27.5INCH 28インチ
WEIGHT 210〜213g 240〜245g 235g
適正テンション 45〜55lbs. 45〜55lbs 50〜59lbs
スイングウエート 263〜269 282〜288
ウイルソン 
パワーレベル
117  136
定価(フレーム) 36,000円 40,000円 60,000円
購入価格 28,000円(1999.12.30) 26,000円(2000.6.16) 45,000円(2001.6.8)
使用期間 2000.1.1〜 2000.6.17〜 2001.6.9〜
メーカー
セールストーク
 フレーム中央部にチタンメッシュを複合しパワーアップを図ったヨネックスチタンシリーズに軽量機種が加わりました。マッスルパワーフレーム構造の超々軽量200gのチタン950です。

 チタン950に採用のマッスルパワーフレームとはグロメットとグロメットの間を隆起させた新構造で、世界で初めてテニスラケットに採用。反発性、耐久性に優れています。フレームとストリングの密着度を高めることでフレームの剛性が増大し、さらにチタンメッシュとの相乗効果で軽量でも面がブレず、優れたコントロール性を生み出します。

 またチタン950はショックレスグロメットを採用し、腕への負担を軽減。操作性に優れ、スウィングスピードが断然違い、サーブやボレーが楽に打てる設計です。
 

 TRIPLE THREAT によるパワーとコントロール性能向上に加え、縦糸が長いため、非常にパワフルでスウィートスポットが大きく、また打球感もさらにマイルド。

 ウエイトも230gと軽く、まさにハイテク簡単ラケット。振動吸収ダブルループダンプ付。

世界で初めてコンピュータチップを内蔵。
電気的に振動を吸収し、爆発的なパワーと究極の快適性を追及した最先端モデル
外   観
ラケットデータ
TRIPLE THREAT RING i.S18 chipsystem
項  目 データ(22. Jul. 2000) 07. Jun. 2001
ストリング名 JC-チタン(GOSEN) インテリシルバー
初期テンション 58lbs 59lbs
重量 254g 273g
面圧 58% 56%
フレームフレックス 77% 68%
スイングウエート 320kg/cmsq 300kg/cmsq
(1) 使用感
(a) テニスショップ「コートサイド」さんの評価
項目
 SRQ Ti 950
TRIPLE THREAT RING 
i.S18 chipsystem
パワー B+ 843  A+ 1023
コントロール B+  A-
操作性 A+  A+
快適性 B+  A+
コメント 超々軽量なのに、意外とちゃんとした打球感。 
ただ、フレームに近い位置とか、当てるだけの時は、やはり衝撃が大きくなる。ある程度打てる人向きのラケット。
面白い。 
ボールの乗りは長いし、スイートエリアは広いし、衝撃はこない。 
ひょっとして、TTコンセプトのメリットはこのラケットに集約されているのかも・・・
 (b) 自己評価 
項目
SRQ Ti 950
TRIPLE THREAT
RING 
i.S18 chipsystem
コメント  とにかく軽いため操作性は抜群。反射的にレスポンスするときなど便利。

 但し、反発力がいまいちのため、スイートスポットを外すと馬力が出ない。(当たり前かな) 丁寧に丁寧にプレーすることを要求するラケット。クリーンヒットの練習に最適。

 軽すぎて威力がイマイチであるがサーブは良くスライスが掛かる。

 あまりに軽いので PRINCE TRIPLE THREAT の真似をして3箇所に鉛板を装着。ただし打球感は殆ど変わらず。

ガットは張って3ヶ月目で切れてしまった。まあそんなもんかな。

 先ず、形状がユニーク。すぐ自分のものの見分けがついて便利。
スイートエリアは広く、打球感が素晴らしい。軽いにも拘わらず、ガットも対衝撃性のよいのを張っているためか衝撃はほとんど感じない。馬力もほどほどで特にボレー時の感触がよい等などとても気に入ってます。
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ただし、初日に小ぬか雨のなか30分ほど打ったらガットのクロスポイントが数箇所ほつれて来た。(ガット:GOSEN;TEC-6000でマルチフィラメントのため、雨には弱そう) どうも縦糸がふつうのものより長いためスピンがかかり、摩擦が増すようだ。
果たして何日持つかな・・・・・・・
(経過報告)
・3日目を経過。おおきなほつれ個所が7箇所となる。
このうち2箇所は ほぼガット径の半分位までほつれてきている・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(^^; ヒヤアセ
・4日目経過。それほど変化なし。これで安定かな?
・6日目経過。 ほつれが進化 (^-^;)
・8日目経過。 ほつれが更に進化 (O.O;)(oo;)
・9日目経過。 なんとかもっている。
・実使用10日目。遂にプッツン。切れちゃいました。
早すぎるう・・・・・。(張ってからちょうど1ヶ月)

 なお、ラケットフレームに違和感があり、現在調査中。ヒビでも入ったかな?
* 問い合わせ調査結果:何らかの異常ありとのことで新品と交換してくれた。

今度は少し切れにくい GOSEN のモノフィラメントガット;JC- <BR>
チタン を試してみます。
 -------その途中経過です。-----------
夏休み前に張り替えて夏休みは10日間連続にて使用。その後も4回使用したが、打球感など変わらず、ガットも今のところ切れる気配も無し。(8/29)
10月に突入。特に切れる雰囲気無し。(10/8)
10月14, 15日山中湖でテニス仲間と合宿。2日目のお昼に合宿もこれで打ち止めとしようとしたときガット切れ!
(およそ30回使用にて切れちゃいました。)
その後、張替え時にフレームヒビ発見
取り替えてもらい 58lbsにてガットを張る。
構造は基本的に強度が弱いのでは・・・・・
(女性向きであろう。)

【テンションについて】
張替えを機会にガットのテンションを思いっきり下げてみました。(58→35lbs)

■結果
はじきが悪い。コントロールが効かない。ということでこのラケットにロー テンションは向かないようです。
すぐに 55lbs にて張りなおしました。
TTRingが強度的に弱いので買い替えを計画。

WilsonのローラかHEADのインテリかで結局インテリチップシステムにする。

これは正解
ほとんどの面でTTRingを凌ぐ!

先ずメーカーの言う
"ラケットにかかる衝撃をこれまで以上に減衰し、同時にかつてないレベルでパワーアップ。"
は言葉通りに受け取っていいようです。衝撃は殆ど感じませんし、高反発でパワーを感じます。しかも面全体でそんな感じですのでスイートスポットがものすごく広いと感じました。

従来だと先っぽに当たってまともに返せないようなボールでも当てればなんとか返ります。

さらに特記事項はパワー十分なのに飛び過ぎないことです。よくスピンもかかりますし安心して振り抜けます。また、ボレーもほどほどで全体的にとてもバランスのいいラケットだと感じました。

ただ唯一難点をあげればバックのスライスに多少伸びが少ない様ですが...................

また、打球音が独特ですがこれも個性でしょう。まだちょっとやっただけなので耐久性などわかりませんが何人かに試打してもらったレベルでは好評だったことを付記します。


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