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焼酎について

 世にアルコールと名のつくものは数々ありますが、人それぞれ好き嫌い、合う合わないがあります。特に我々モンゴル民族はアルコールについて50%以上のひとが弱いといわれております。

 私もご多分に漏れずかっては非常にお酒(といっても当時は日本酒ぐらいしかなかった。もっとも焼酎はあったが芋焼酎に代表されるように臭いがきつくてとても飲む気に成れなかった)に弱かった。しかし歳とともにいろいろなアルコールを試して見て、蒸留酒はOK、醸造酒はどうも身体に合わないとの経験則に達した。

 蒸留酒も最近はとみに焼酎の製造方法に工夫が見られ、ウイスキーに匹敵するおいしいものも多数流通してきた。(そしてなによりも安価なのが嬉しい。) 幸いなるかな自分に焼酎はカロリー的にも経済的にもたいへんマッチしているためもっぱらこの数年愛飲させていただいている。

 焼酎はデンプン質や糖質原料をアルコール発酵させて蒸留した、エキス分2度未満の、わが国固有の酒である。

 他紙の情報を引用させていただくと 

日経ビジネス EX-PRESS (オフビジネス:遊)                 1999年 4月21日(No.887)号
*********焼酎に人気復活の兆し************

 焼酎を造る技術は14〜15世紀ごろにタイから沖縄に伝わった。現在でも沖縄では泡盛の原料にタイ米が使われている。その後,鹿児島を経由し,全国に広まったといわれている。 

 焼酎には甲類と乙類とがあり,甲類は米などを主原料に糖蜜を加えることが許されている。連続式蒸留機で純粋アルコールを造り,割り水をしたほとんど無味無臭の綺麗な酒で「新式焼酎」と呼ばれる。酎ハイブームの時の主役であった。 

 乙類は米・芋・麦等の農作物や黒糖・酒粕等の原料(他にも粟・ゴマ・ソバ・ヒエ・キノコ・コーヒーなどもある)を旧式の単式蒸留機で蒸留したもの。個性的で好き嫌いがはっきりするものの,一度飲めば病みつきになるうまさを持っていて「本格焼酎」と呼ばれる。今回のブームの主役である。 

 本格焼酎の製造には黒コウジ菌・白コウジ菌が用いられ,このコウジが大量のクエン酸を生み出す。さらに,甕の中で酵母による発酵を経て,大いなる芳醇が産み出される。女性の間にもファンが増え,地元でも入手困難につき幻の酒となっている銘柄もある。 
 

とのことである。

 もう少し数値で言うと
  ○甲類焼酎(ホワイトリカー):連続式蒸留機で蒸留、アルコール度数36度未満。
  ○乙類焼酎(本格焼酎):単式蒸留機で蒸留、アルコール度数45度以下。 
である。

 また、本格焼酎の効用もこのごろクローズアップされてきている。焼酎飲んで健康促進!


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