お絵描き制作過程



『こんな風に描いてるんだな』と、思って戴ければ幸いです。

#1
下絵の取り込み
Gペンで描いたものをスキャナで取り込みます。普段は100dpi〜200dpiぐらいのグレースケールでとりこんでます。
たまに背景が灰色っぽくなりますが、それは照度・コントラスト調整で修正してます。 またレタッチソフトなら大抵ついてる輪郭強調フィルタ等をかけると、綺麗にラインを残せると思います。
主線を残さない塗る場合、下絵は鉛筆で描いていますね。


#3 #2
色塗り
次は色塗りの開始です。使用ソフトは特に拘りませんが、だいたいPhotoshopを使用してます。この説明にでてくるツールは全てPhotoshopです。
(肌)
どこから塗ってもいいと思いますが、私は肌から塗ってます。最初からべた塗りではなく、薄い色から塗り込んでゆき、少しずつ立体感をつけていきます。
使用ツールはブラシです。設定は
不透明度:6〜12%
ぼかしの開始位置:0%
ペイントの間隔:25%
筆圧感知は必要に応じてON/OFFしてます

#6 #5 #4
(瞳)
次は瞳です。ツールは主にエアーブラシです。やはり薄い色から塗っていきます
ここでは、黄土色→茶色→黒と塗ってます。仕上げは光源の位置を考えて白の輝きを入れます。

#8 #7
(その他)
同様の塗り方で服→髪を塗っていきます。服の質感が出ない場合は柄模様のテクスチャを重ねたりします。(別レイヤーで不透明度で調整)
途中色を重ねているうちに色が沈んでしまうことがありますが、そういう時は色調補正で修正します。(邪道かもしれませんが)

#9 背景合成
ここで背景は手書きですが、簡単に和紙等の模様紙を背景にするも良し、写真合成するもよし、VISTAPRO等の背景作成ソフトを使うのも手です。 またKPT等のテクスチャを作成するソフトを利用する時もあります。
でも背景が一番問題かもしれません<私(^^;
私の描き方はこんな感じです。パソコンで絵を描いたことがない方には、よく分からなかったかもしれませんが。

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