店主の釣りバカ日誌2000 3月
3月15日 「ライズの釣りその1」の巻
時間があまり取れないので、実家近くのK川へ。雪代が入り、水量が3割増し、水温8度。カゲロウがハッチするような状況ではないと思い、なるべく流れの穏やかなポイントを選び、ガガンボのパターンを流してみた。すると何匹かの反応が有り、何かにライズしているようだ、やっと一匹だけフッキングすることができたが何か違うようだ。ふと近くの石を見ると、小型のカディスが何匹かとまっている。迷わずCDCマイクロカディスに交換し、一匹を追加した。カディスはメイフライの後という固定観念があるが、低水温下でハッチするメイフライの前の小型カディスやストーンフライ。覚えておこうと思うが、いつもこの時期になると忘れている。
3月1日 「解禁」の巻
今年は定休日と解禁日が重なり、いざ初釣行。
このあたりでは、一番早くから釣りになるO川へ出かけた。海から数百メートルで渓流魚がいる珍しい川である。
思ったポイントへ近くに車を置き、リーダーを交換した。交換作業を終え、ポイントを見ると餌釣りのおっちゃんがいるではないか。仕方なく川を変え、よく行く某川へ移動。雪がまだ有り、ラッセル走行をしながらお気に入りポイントへ。川へ降りると、雪の上に一筋の踏み跡がついている。悪い予感がしたが、とりあえずフライを流してみても何の反応も無い。ポイントを変えるために車を移動しようとしたが、スタックして動かない。ここから抜け出すのにエネルギーを使い果たし、この日の釣行を終えた。全くさんざんな一日であった。