0006
題:かーちゃんが若者(「バカモノ」と読む)だった頃
かーちゃんがスキーを嫌いなのは、
山のてっぺんから直滑降して、こけて、両足捻挫したからなんだってさ。
「みんな行くって言うからてっぺんまで行って、
すっごい怖かったけど、なにくそ負けるか、と思って、
ボーゲンすらせずに直滑降したら」
こけたんだって。
……いや、こう書くと大したことないことみたいだけど、
30年前のスキーよ。がっちりと靴とスキーが固定されてた(らしい)頃よ。
かーちゃんはこける前に靴ごと脱げたから捻挫で済んだけど、
もし脱げてなかったら
「両足骨折してた
(って医者が言ってたそうだ)
」
。
それどころかこけ方が悪かったら死んでたんじゃなかろーか。
「あんたは根性ないからケガしないんよ」
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0005
7時以降に帰ってくるひとはめしぬき!
あるじゃん。
そんな遅く帰ってくるひとはめしつくってあげない!
あっかぼちゃだ。
かぼちゃたべんきゃだめよー今日は。
冬至にはかぼちゃと柚風呂を。
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0003
俺:頭、ほこりついてるよ。
あら、ホコリ高きいい女だわ。
元の世界へ
0002
合宿から帰還して
俺:雷ひどかったんだよねー
でも、部屋の中なら
羅針盤あるから大丈夫でしょ。
俺:避雷針。
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0001
かーちゃんの独り言
もう、虫にかれちゃった。
おいしい足で困っちゃう。
注:「かれちゃった」=新潟弁で「食われちゃった」
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