ラブ魔女ララとおかしの国のプリンセス
魔法が使えたらいいなと願っていたララは、ある日ふしぎな魔女の人形に、ラブ魔女になることを命じられました。 ラブ魔女の究極の魔法は、グリム童話『ヘンゼルとグレーテル』にでてくる、おかしの家に住む魔女を救うこと。 そして、ララはオーク魔女の力によって、『おかしの家の魔女物語』という本の中へ……。(PHP研究所こどもブックランドのページより) かわいい、でも、甘くない!おはなし。 舞台も設定もファンタジックでファンシーで、ものがたりのことばもとても可愛らしい感じなのですけど、 むかしの童話がちょっとびっくりする要素(シンデレラの復讐とか…)をそなえているみたいに、 夢の世界のまんまじゃありません。そこがすごくすてきで惹かれます。 自分もみんなも痛まないようにするためには、どうだったらいいのか ふわふわと感じるままに幸せだったり、うまいこと都合がついていったりすることじゃあないのです。 とってもおとなっぽいお話。すてきな女の子になってね、という藤先生のことばが聞こえてくるみたいです。 2011.1
こちらは背表紙。
今回背景の壁紙みたいなのもつくりました。わたしのなかの可愛いはこんなかん…じ! 作業中はお菓子の写真をいっぱい見ていたので、ついついおやつが増えてしまいました。 |