はじめのページに戻ります
リリー・クエンチ冒険ファンタジー1・リリーとクイーンドラゴン カバーイラスト
2008.2

リリーは祖母の死後、自分の家が代々ドラゴン撃退の一家だということを知らされる。
自国アシュビーを守るため、立ち向かう決心をしたリリーだったが、ほんとうに戦う相手は
ドラゴンではなく……。平和な国を取り戻すため、リリーの冒険が始まった!(学研のサイトより)

「立ち向かう」とありますが、特別な力はなくて、使い方もわからない武器を手に
そういう一族なんだからなんとかできるでしょ、とたった一人でドラゴンの前に立たされるんです。
勇者の剣があってもレベル1で魔王を倒せっていったって無理無理無理。ただし、この魔王役のドラゴンが
国をほろぼす悪役なんかではなかったこと、リリーがたくましい心の持ち主であったことで
ただのドラゴン退治の話ではなくなります。そっちのほうがまだ楽だったかも!というような困難災難が今後も満載。
切り抜け方が予想もつかない方法だったりで、はらはらどきどき楽しめます。大人が読むと、またちがった見方があるかもしれません。
2008.2
 
前のページへトップページへ