お気に入りのコブ・こぶゲレンデ!


1.八海山スキー場「ダウンヒルコース」

そのコースは約3000mのほぼゴンドラと平行なコースレイアウトである。それもほとんど全体が3つのパートのコブによって構成されている。ゴンドラの山頂駅を降りると中くらいのコブが1000m連なる。(第1パート)それは、中級レベルの人だったらだいたいこなせるくらいのものである。であるから、コブゲレンデなのにかっ飛ばす人が結構いる。しかし、勝負はこれから。山頂にたどり着くリフト(第3ロマンスリフト)乗り場を左手に見て、過ぎてから1000mがコブの様子が一変する。(第2パート)コブの形がえぐられるように大きくなっているのである。スキーヤーはより一層のスキーコントロールが要求されるが、最初の1000mで結構体力を使っていて、また、コブの衝撃が大きいので、大きな反発力に体が大きく負荷がかかりコントロールを失い、ころんでしまうスキーヤーが多い。日頃体を鍛えていて、ある程度の技術力がないと無停止でここを滑るのは困難だ。そして、最後の1000m(第3パート)は初中級のゲレンデだが、ここも緩斜面で小さいながらコブが結構ある。2000mもコブ斜面を滑ると足(特にふくらはぎ)がパンパンになっているので、油断をすると小さなコブに足をとられズッコケてしまうのでゴンドラ乗り場に到着するまで気が抜けない。このゲレンデを1日10回も滑れば、だいたい日本のどこのスキー場のコブゲレンデでも通用する体力と技術力があると思っても過言でないだろう。しかし、このゲレンデ、今年からボーダーOKになったそうだが、危険すぎる!!と思う。トラブルや怪我人が多くならないかと心配です(これはコクド系のスキー場全体に言えることだと思います)


2.尾瀬岩鞍スキー場

  ここのスキー場は規模の割には上級者ゲレンデが多いことで知られている。「リーゼンスラロームコース」「国体男子コース」「国体女子コース」「エキスパートコース」「チャンピオンコース」etc...とコブゲレンデのフルコースが味わえる。特にリーゼンスラロームコースは腕自慢で目立ちたりがりやのモーグラーが集まるゲレンデで有名である。ちなみにここのスキー場はALLボード禁止である。


3.八方尾根スキー場「黒菱ゲレンデ」

八方尾根のコブゲレンデはうさぎ平が有名だが、ロケーションが良すぎる(うさぎ平109の「観客の」熱い視線&北アルプスのすばらしい山々の背景)ので目立ちたがりや多くていつも混んで危険である。そこでおすすめなのが黒菱ゲレンデである。ここもうさぎ平と同様、実力のあるスキーヤーが多いのだが、どちらかと言うと年齢層が高く、玄人滑りをするひとが多いと思う。ゲレンデはうさぎ平より少し広めで滑走距離が短めなのもいい。ここでどんな状況でも危険を回避できる力と華麗な滑りができるまで特訓してから「うさぎ平デビュー」をしよう!