作者の嫌いなスキー場!


1.天神平スキー場

天神平は関東地域で早くから初滑りができるスキー場として有名なので、狭いゲレンデにシーズンを待ちかねた多くのスキーヤーが押しかけ、ゲレンデに行くゴンドラに乗るのに結構待たなければいけない。スキー場開き時分は降雪が100cmちょっとなので、ゲレンデはすぐにブッシュがでてしまうので、スキー板裏が傷んでしまう。(シーズン初めで新品の板を試すと泣きをみる)また、日帰りがほとんどなのに、着替え設備がほとんどないので、電車・バスで行く人や女性は着替えがたいへんだ。また、電車で行くときはJR水上駅からバスで行ったほうがよい。最寄り駅のJR土合駅は、下りホームがトンネルの奥深くにあり、改札口に行くのに15分間くらい、トンネル階段を登らなければならないので注意、(足腰を鍛えたい人はどうぞ)

2.GALA湯沢スキー場(但し新幹線で行く場合)

GALA湯沢スキー場は駅のホームからスキー場まであっという間に着き、一度も雪を踏む入れることなくゲレンデに行けてしまう(革靴のままスキー場に行ける)ので、天然雪のゲレンデなのにザウスに行ったような違和感がある。それはスキーはスポーツであるが、旅でもある。旅には目的地に行く楽しさと目的地に行くまでの行く楽しさがある。新幹線で行くGALA湯沢には後者の楽しさがない。味気がない。目的地へ行く途中にある山々の冠雪景色を見ながら「スキー場にそろそろ来たな」思い胸が高まり、「さあー滑るぞ」と気合いを入れてから滑った方が気分は格別なのである。(レース出走前の競馬の馬の心境に似ている?)ゲレンデは全般的に幅が狭く、まさに、石打丸山と湯沢高原の連絡ゲレンデといった感じである。(ただ、GALAのスキーセンターは、もともとは新幹線の車庫があったところで、そこにゴンドラをかけてスキー場を作ったJR東日本さんの斬新なアイディア&努力はすばらしい!)

3.軽井沢プリンススキー場

軽井沢は避暑地のイメージが強すぎるのか、「夏の軽井沢」と言う人はいるが、「冬の軽井沢」と言う人はあまりいない。またその理由は雪があまり降らないからでもある。(冬季の晴天率が高い(90%)と言われている)軽井沢プリンスホテルはそのような地にスキー場を作った。資金力のあるコクドのおかげで、いたるところのゲレンデに人工降雪機をフルに稼動させてくれるのは有り難いのだが、昼と夜との温度差が激しいため、すぐにアイスバーンになってしまうので転ぶととても痛い。(作者は6年前に行ったときに、エッジをあまり研磨していないスキーでスピードを出しすぎてコントロールを失い、転んでコブに後頭部もろに打撃を受けてむちうちになってしまい、スキーを中断してしまった苦い思い出がある)今年10月の長野行き新幹線開通もあり、このスキー場を訪れようと考えておられる方も多いと思いますが、「スピードは他のスキー場の時より7〜8割抑える」、「スキー板のメンテナンス(エッジ研磨)はしっかりやる」、「トクホンorアンメルツは必ず持っていく」、「初心者は絶対行かない・連れて行かない(転んで痛いのでスキー嫌いになってしまう)」を守るようにしてください。(軽井沢ではガツガツ滑るのではなく、ときどき、ゲレンデの端に休んでビールを飲みながら<注・空缶はゲレンデに捨てないこと!>日焼けを楽しむのがいちばんいい過ごし方であるかもしれない)