澁澤龍彦
20年程前の一時期。
河出文庫から出版されている、澁澤龍彦、種村季弘など、ちょっと妖しげで、ニヒルなダンディズムを感じさせる作家に熱中した事があります。
澁澤龍彦は17年前に亡くなり、種村季弘はつい先日亡くなりました。
私の雑学的知識の内、アナクロい方面は大抵ここから得ています。
澁澤龍彦と三島由紀夫に厚い親交があったのを知ったのは、迂闊にも大分後になってからでした。
澁澤龍彦は「三島由紀夫覚え書き」という随筆を書いており文庫本にもなっています。
三島由紀夫も自分の作品の中に、誰が読んでも澁澤がモデルだとしか思えない人物を登場させています。
(「豊穣の海」四部作、 三巻「暁の寺」に出てくる今西です)
澁澤と言えばサド公爵ですが、三島は「サド公爵夫人」という戯曲を書いており、フランスで上演されたものが高い評価を受け、日本に逆輸入された事があるそうです。
最も代表的な作品を読まないのが私の悪い癖ですが、澁澤のサド公爵関係の作品をそろそろ読みたい気になっています。
そういう本が沢山あるのに忘れてしまうのでリストを作らなければ・・。