良い音の記憶を多く持つ事

公開日: 08/25/2007 08:08:56 | カテゴリ: 未分類

http://www.digidesign.com/index.cfm?navid=48&langid=5&itemid=26459
授業と重なっていなければ、東京まで行って参加してくるところですが・・・。

エンジニア的教養を増やすためには、こうした機会も極力逃さず、常に耳を肥やす努力を怠らないのが大切でしょう。
私の言うエンジニア的教養というのは、勉強だけで身に付く専門知識と技術だけではなく『・・あのマイクで、このコンソール経由で録音した、XXの音・・』というような記憶を、大量に、且つ正確に保持する事です。

ドラマーの堀尾哲二さんと作業していて、いつも驚かされるのは、その意味での教養の深さです。
現在の個人スタジオを作った時も、明確な音の方針が有った上での設計でしたが、それはセッションプレイヤーとしての長いキャリアの間に身に付いた、大量の「良い音の記憶」によるものでしょう。

アナログをエミュレーションしたプラグインの設定を色々と試している時も、私はともすると理屈だけで解決しようとしてしまいますが、アナログ・アウトボードに関して経験豊富な堀尾さんは、一見無造作に見える操作なのに一発でキメてしまいます。
こういう音にしたい、という着地点がはっきりと見えて(聴こえて)いるからでしょう。