山岡荘八 歴史文庫
「徳川家康」最終巻(26巻)を読み終わったところ。
実は今回で4周目(笑)。
父が、この小説から多くの事を学んだというので興味を持ち、初めて全巻読んだのが17年程前でした。
その時は、臆病で神経質で卑屈な自分の性格を改善し、父の剛胆さ、思慮深さ、洒脱さを、なんとか自分のものにしたいという不純な動機(?)から読み始めたのですが、しかし、4周も読み返した今は、本当に肝に刻むべきものが何であるか、少し解ってきた様に思えます。
これを『所詮、作者の創作だ』などと冷めた目で見るのではなく、世界史上に類を見ない二世紀以上も継続した平和な文化社会の、その基本設計を殆ど一人でやってのけた驚異的な人物に関して検証し、読み易く魅力的に書かれた貴重な文学作品として、これからも長く読み継がれてほしいものです。
まあ、私ごときが心配せずとも「山岡荘八 歴史文庫」は今も安定した人気があるようで、ある程度大きな書店には、いつでもほぼ全巻揃っています。
しかし、本屋の品揃えを見ると、歴史上の人物の人気不人気が判って面白いです。
やはりみなさん、伊達政宗がお好きなんですね(笑)
伝え残されたエピソードのことごとくが、一々格好良いですもんね。
私も今日から「伊達政宗(全8巻)」を読み始めたところです。