REASON for Guitar Synthe:1.専用ラックの準備

公開日: 10/08/2008 13:15:20 | カテゴリ: 未分類

REASONで作るギターシンセ用音色は、1音色ごとにCombinatorに纏め、Combinatorのパッチファイルとして保存するのを原則とします。

1回のステージで使用するREASONドキュメント(ソングファイル)は1つで、その中に沢山のCombinatorが「音色の入れ物」として用意されており、使用する音色のパッチファイルをここに読み込むわけです。

全てミキサーに入力し、各音色のバランスが取りやすい様にしておきます。
また、リバーブとディレイは(原則として)このマスターミキサーからのセンドを利用します。
ライブのリハーサル時に設定の変更が容易ですし、音色切り替え時の音切れ防止にも役立つからです。

どの音色を鳴らすか(どのCombinatorを発音させるか)の指定は、外部のフットコントローラなどからのプログラムチェンジで行いますが、その際、Rewire Hostとして起動させたCubaseを経由させます。

ここでは仮に、どの音色パッチも、Combinatorの「ボタン4」から発音のON/OFFが切り替えられるようにプログラムされているとしましょう。(今後、私は全ての音色作成時、そう設定する事にしました)

Combinatorの「ボタン4」の ON/OFF は、コントロールチェンジ78番に対応しているので、CubaseのMIDIトラックに用意されているインプットトランスフォーマーを使用し、外部から入って来たプログラムチェンジをCC#78に変換して、Combinatorに送信してやります。
当然、1トラックにつき1音色(Combinator 1台)を対応させます。

インプットトランスフォーマーではモジュールを3つ使用し、以下の様に設定します。
例としてプログラムチェンジ1番(PC#0)の場合です。

 モジュール1:モードの設定「フィルター」

  フィルター対象1行目:タイプがプログラムチェンジでないもの
  実行対象:(なし)

   *モードの設定が「フィルター」なのでプログラムチェンジ以外は全て排除されます

 モジュール2:モードの設定「変換」

  フィルター対象1行目:タイプがプログラムチェンジである/And
  フィルター対象2行目:バリュー1が 0(音色番号1番)である

  実行対象1行目:タイプをコントローラーに固定
  実行対象2行目:バリュー1を78に固定
  実行対象3行目:バリュー2を127に固定

   *PC#0が入って来たらCC#78の127に変換

 モジュール3:モードの設定「変換」

  フィルター対象1行目:タイプがプログラムチェンジである/And
  フィルター対象2行目:バリュー1が 0(音色番号1番)ではない

  実行対象1行目:タイプをコントローラーに固定
  実行対象2行目:バリュー1を78に固定
  実行対象3行目:バリュー2を0に固定

   *PC#0以外ならば(全て)CC#78の0に変換


今回の教材では、画像のように10個のトラックを作成し、それをフォルダトラックに纏めました。
この記事の下に、フットスイッチを順に踏んだときの様子を動画にしてあります。
常に全てのトラックをモニターオン(MIDI信号がスルーしている状態)にしておく点に注意して下さい。

これらのトラックは「音色の切り替え」だけの為に用意されたトラックなので、これ以後はフォルダトラックを閉じて放っておけば良いわけです。