ライブ用機材システムで思う事

公開日: 12/22/2008 09:52:04 | カテゴリ: 未分類

一人で複数パートを同時演奏・制御する事に関しては、現在のシステム(VG-99 + FC-300 / Cubase + REASON)に於いてほぼ完成してしまいました。
仕込み作業も全てPCからなので、以前の様にフロアタイプの機材にかがみ込んで小さなLCDを見ながらボタンやつまみと格闘する事もありません。
以前は技術的に不可能だったり、きれいに発音させるのが困難だったり、たとえ可能であっても多くの機材を併用しなければならず、ライブでの使用を考えた場合に非現実的だったりした事の殆どが、現システムでは楽に可能です。

私はライブに於いて、打ち込みの自動演奏をバックで鳴らすような真似は絶対にしません。
シーケンスパターンやリズムループが必要な場合には、その発音の制御は「プレイヤーが自分の手でリアルタイムに」制御すべきです。
ライブはカラオケの発表会ではありませんから。(これ、最近勘違いしている人、多いようですね)

構成が決まっている曲ならば、いくらでも凝った仕込みをして、それこそトリオ編成でも私一人で4~5人分のパートを賄い、超豪華なアンサンブルが可能ですが、ジャズやファンクのセッションのように即興性、プレイヤー同士の音による会話、などを重視するライブには、まあ、これほどの機能は不要です。

例えば先日のライブで演った Tippin' Lightly(Smoky Johnson)では、6弦1本で1度+5度に設定しアンプで歪ませ、8beatのきざみをしながら、5弦1本で任意の和音に設定したオルガンのバッキング。
左足でソステヌートペダル、右足でレズリースピーカーの回転速度、と、文章にすると長いですが、この簡単な仕込みでは5弦と6弦をペンペン弾いてるだけ・・・。
普通はこれだけでギタリスト1名、キーボードプレイヤー1名が必要なパートです。

あまりに自由度が高くなってしまった現在のシステムで演奏しながら思うのは・・
『これはもう「演奏」とは言えないかな・・・』

ギター音の部分はまぎれもない「演奏」ですが、MIDIメッセージを送り出す動作の殆どは、演奏ではなく「制御」になってしまいました。

いいのか、これ?

う~ん・・考え過ぎてしまうと行動出来なくなる・・。