重ね録りストリングス(2)

公開日: 02/25/2009 09:24:56 | カテゴリ: 未分類

現在制作中の楽曲(短い組曲)でもストリングスパートがありますが、それも含めて今後は全て「疑似重ね録りストリングス手法 = 仮名称(笑)」で制作する事にします。
自分の中で長年の懸案だった事柄が一つ解決した気分・・。

PCM音源の「リアルな」ストリングス音色をそのまま使うのが、もうイヤでイヤでしょうがなかったのです。
そんなの、工夫を凝らした手料理の中に一品だけ冷凍食品をそのまま加えて、手料理である事の意義を無にしてるようなもんだと思ってます。

既存の楽器音をシンセサイズにおける一構成要素として使用する為に、PCM音源はやはり必要です。
が、大きな編成でのみ得られる効果が必要なら、大きな編成をシンセサイズしなければ得られないのであって「大きな編成のサンプル」なんかを使って旋律だけ弾いたって駄目・・って事、私の生徒さん達ならお解りですよね。
仮に10人で一つの旋律を演奏している効果が欲しいなら、タイミングも音価も強弱もピッチも少しずつ異なるパートを10種類用意して、初めてその効果が得られます。

もっとも、我々にとっては現在のCPUパワーとDAWがあって初めて可能になった事です。
アナログ時代には、こんな手法は高価な機材を揃えられる人しかできませんでしたから。