別に自分のサイトの名称と関連付けてるわけではないです・・
・・と前置きをして・・
何故か今まで川端康成を読んだ事がありませんでしたが、今年の夏頃にふと思い立って「古都」を読んでみました。
正直に言うと、観光客誘致推進運動みたいと思いましたし、読んでいて白ける部分も多く、もう読まないだろうなと思ったものです。
ところが・・先日読む物が尽きてしまったので、しかたなく再び読み返して気付きました。
『ああ、これはファンタジーとして楽しめば良いんだ』
急に好きになりました(笑)
こんな京ことばを話す娘さんは、現代ではもちろん存在しませんし、この小説の舞台となっている戦後間もない頃の呉服問屋の一人娘であっても、本当に居たかどうか・・。
でも、京都に住む人や京都好きな人は、自分のよく知っている所がこんなに美しく描写されているのを読んで、悪い気はしません。
この小説に出てくる場所で、行った事がないのは神護寺、高山寺、西明寺くらいです。
京都の西北にあって、けっこう遠いですからね。