君子もとより窮す。小人窮すれば斯に濫る
また一年が過ぎる。
とりあえず、やるべき事はやった。
不誠実な事、道に反する事は一切やらなかった。
目覚ましい結果は得られないが、まあこんなものだろう。
小人に過ぎない自分だが、せいぜい「濫れない小人」でありたいもの。
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論語の中でも特にこの言葉「君子もとより窮す。小人窮すれば斯に濫る」が好きという人は多いようです。
どういう場面で語られた言葉か、ご存じない方は是非(すぐに判りますから)検索してみて下さい。
私は井上靖の「孔子」で初めて知りました。
「本覚坊遺文」「後白河院」などと同様、テーマとなる人物を直接は描かず、縁のあった別の人物に語らせる手法です。
所謂、歴史小説や伝記物とは少し違う感覚なので、硬い小説は苦手という人でも、これなら読めると思います。