雑記(7年前、他所に書いた日記から)
ヘミングウェイ「海流の中の島々」を拾い読み。
主人公の画家トマス・ハドソンは晩年の著者自身で、親友の作家ロジャー・ディヴィスは若い頃の著者がモデルなのでしょう。
月光に邪魔されて眠れぬ夜、ハドソンがロジャーについてあれこれと考える場面には、示唆に富む言葉が沢山含まれています。
画家、小説家、音楽家・・等、「作品を作る者」にとって「技術」が何をもたらしてくれるのか・・・・。
興味のある人は読んでみて下さい。
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昨今蔓延するHowTo本の類いによって知識を得る事は、錠剤の栄養補助食品を飲むのに似ています。
(子供に食事をさせずに栄養補助食品だけを与えて、まともに育つと考える人は、さすがにいないでしょう?)
お手軽に得た「商品としての知識」はせいぜい「使う」事しか出来ません。
これに対し、バランスのとれた普通の食事に相当するのが文学だと思っています。
使う事しかできない「商品としての知識」と違い、文学から得た知識はやがて自身の中で発酵して「知恵」となり、その知恵を生きる事ができるのだ、と・・。