花は良い・・

公開日: 02/19/2010 19:00:58 | カテゴリ: 未分類

幼児期の記憶を辿る時、最も多く浮かんでくるのは、母と庭で花の手入れをしていた情景です。
まあ邪魔していただけなのだろうと思いますが(笑)
・・そのせいか、幼時からずっと花が好きでした。
反抗ざかりでツンツンしていた中学生くらいの時にも、母が机の花瓶に飾ってくれる花を、美しい状態で少しでも長く保つ為に、切り口の始末とか、水とか、教わった手当をこまめにしていました。


二十歳の頃、マイナーでありながらも女性のファンが結構多いバンドに、短い期間でしたが、参加していた事があります。
ライブの度に、メンバーそれぞれ色々なプレゼントをお客さんから頂くのですが、花束をもらって本当に嬉しく思うのは私一人だったようで、いつもほぼ全ての花を私がもらって帰っていました。

鉄工所の塗装場の下働き(重労働!)で音楽学校の学費と生活費を賄い、合間にバンド活動をする貧乏青年の住む質素なアパートでしたが、ライブ後の数日間は、高価な薔薇や蘭が所狭しと乱れ咲く、ものすごい豪華な部屋になっていて、訪ねてくる友人達に驚かれたものです。


花が好きだという事を人に指摘されるまで、自分では特に認識していませんでした。
当たり前の事・・人間は全てそう・・と感じていたのでしょうか・・。
十八歳の頃に「あなたは花が好きなのですね」と人に言われた時、一瞬、その言葉の意味がよく判りませんでした。


近所の公園の土手。
水仙が、可愛らしく咲いています。
もう少ししたら、暖かくなるでしょう。