ギターシンセで映像制御(その後)

公開日: 12/07/2010 15:38:46 | カテゴリ: 未分類

以前、JSPA会員特典で1年間使用させてもらった、motion dive tokyo performance package は、当然ながらVJ用機器として設計されており、それはそれで我々にも面白く、また、楽器からのMIDI制御も可能で色々と楽しめます。
最初は『おおすごい!』と思って、色々と仕込んでみたのですが、結局、もう一つ気持ちが盛り上がらず、ライブで実際に演奏と映像制御を披露するには至りませんでした。
私がやりたかったのは、単に用意しておいた映像や、出来合いのエフェクトをポン出しするのではなく、映像の中身自体を楽器から制御する事だったからです。

Quartz Comporser の事は何となく知っていましたが、開発ツールという言葉に初めから気後れし、またCG関連の知識など皆無ですから、最初から自分には無理だと諦めていました。
いや、まったく愚かでした。
何でもやってみなければ判りませんね。
ここしばらく、取り組んでいましたが、まもなく最初の作品が仕上がります。
いつも堀尾哲二さんが主催するバンド Folio's Funny Bones で、私のソロのコーナーでやっていた interlude 的な演奏(6弦で14種類の打楽器、5弦でパッド音色のコード3種類、1~4弦でダルシマー)を行いながら、同時に映像を制御するものです。
パッド音色は、コードによって「白雲たなびく空」「荒波」「満点の星空」をクロスディゾルブで入れ替わり表示させ、その上に新島襄が脱国の際残した有名な七言絶句の漢詩の一文字づつが、複合ディレイで跳ね回る打楽器音と同期しながら現れ、回転し、明滅します。
で、ここまで良い感じに出来ましたが、それらを背景にしてダルシマーによる即興演奏でどうするか、考え中。

Quartz Comporser での映像制作に関しては、ネット上だけで十分学習可能ですが、あくまで「音」が主で、音に合わせて映像を制御する事に焦点を合わせた解説はあまり見かけませんから、私がその部分を受け持てれば、と思います。
同志社女子大学 情報メディア学科でも、準備などで問題が無ければ、来年度、春学期からの「サウンドデザインA」で少しづつ取り入れてみたいですね。
便利なマクロパッチの公開、構造の解説など、いずれここでも公開しますし、MPの生徒さん達には近いうちに基礎知識の段階から解説するつもりです。