自分で世界を狭めすぎないようにしよう・・と思った・・。

公開日: 03/05/2019 00:00:00 | カテゴリ: 未分類
まさか自分が好きになったりするはずがないと思っていたもの、存在さえ知らなかったものに、意外なきっかけで興味を持ち、ハマってしまった・・。
そういう事は誰にもあるでしょう。
私も最近ありました。

ある物語なのですが、もし知っている人がいたら『おお!』と思ってもらいたいので(笑)特に好きなセリフの一部を先に引用しておきます。

「・・この英霊様はよりにもよって、戦場が地獄よりましなものだと思ってる。冗談じゃない、あれは正真正銘の地獄だ。戦場に希望なんてない、あるのは掛け値なしの絶望だけ。敗者の痛みの上にしか成り立たない、勝利という名の罪過だけだ。なのに人類は、その真実に気付かない。いつの時代も勇猛果敢な英雄様が、華やかな武勇談で人々の目をくらませ、血を流すことの邪悪さを認めようとしないからだ。人間の本質は、石器時代から一歩も前に進んじゃいない。」

はい、Fate zero ですね。

私は基本的に現代のアニメが苦手で、国内だけでなく世界的に評価の高い作品であっても殆ど見ていません。
またゲームにも全く興味がなく、若い頃にもやっていないのでタイトルも殆ど知りません。
なので Fateシリーズも、もちろん全く知らなかったのですが・・。
昨年リリースした私のアルバム『Pictorial Music made with Old Synthesizers (2)』のアートワークに、ラファエル前派の画家 ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス の作品『シャロットの女』を使用することに決め、ついでなので絵の題材に関して簡単に調べてみたところ、アーサー王物語に出てくるヒロインの一人であると知りました。で、アーサー王物語を題材にした映画などがあったら知りたいと思い YouTube を検索していて、偶然見つけたのが Fate zero の1シーンでした。
(登場人物の数人がアーサー王伝説に関係があるという設定なので関連動画として表示されたのでしょう)。

最初に見たのは先に引用したセリフの部分ではなく、主人公らしい青年が、自分を育て鍛えてくれた女性の操縦する飛行機を、大勢の人の命を守る為にやむを得ず撃墜する、その直前の二人のやりとりです。
https://www.youtube.com/watch?v=94HeR41Z6s0

いやあ、声優さんの技量って凄いものですね。
普段の私なら、現代の様式化されたアニメらしい絵柄に拒否反応を起こして、すぐにウィンドウを閉じるところですが、数十秒セリフのやりとりを聞いただけで『これは・・ちょっと良いんじゃないか?』と、見入ってしまいました。
それで関連動画を色々と見ている内に見つけたのが、先に引用したセリフのシーン。これも、この部分(反目しあっているらしい主人公の青年と甲冑姿の少女のやりとり)を見て、これはきっと面白いストーリーだ。ちゃんと全編見たいな、と思いました。
https://www.youtube.com/watch?v=TJ0khv4mQVw

シリーズ全体で、かなり長く複雑な構成らしい事が判ってきたので、有料サイトで見られるだろうから、とりあえず全部見よう、と思って検索したところ・・何と運の良いことに、Gyao で期間限定無料試聴になっていたので、数日かけて Fate zero 全25話、Fate stay night 全24話、全て見ました。

で、全部見て思ったのは、やはり本編的位置付けである Fate stay night は、ラブコメみたいな要素があったり、私の苦手な所謂アニメらしさが強すぎて苦痛でしたが、Fate zero は、また違うコンセプトなのでしょう。話が結構ハードで、セリフも心に響くものが多く、とても楽しめました。

まあ、あまり自分で世界を狭めずに、今後も色々と体験してみるようにしよう、と思ったのでした。