2001年07月03日(火) |
【ホームページ】あなたは何のためにつくってますか? |
昨日は試験勉強なるものをしてましたすみませんこんにちは。
(一文に要素をやたら詰め込まないように。)
そういえば今日のクローズアップ現代(NHK:月〜木
午後7時30〜55分)で、最近ちょっと流行ってる、白血病解析プログラムとかについてやってましたね。パソコンの空き時間(CPUがあまり使われて無い時間)にデータ解析を行い、ネットで解析し終わったデータを転送するプログラムです。世界中のパソコンが使われれるから、スパコン(スーパーコンピュータ)よりはるかに高スピードで解析可能だとか。
このシステムが発展&普及すれば、今まで難しすぎて解明できなかったことが解明できるようになるそうです。まぁ、既に宇宙人を探すとか、ものすごい規模のプロジェクトもあったりします。今後、どんな驚きのプロジェクトが出てくるかが楽しみですねー。
ちなみに明日は『出会い系サイト』について。このページを読んでくださってるような方は、こういう問題にも興味があると思うので、是非是非見てみましょう。って、別にNHKの回し者じゃないんですけどね(^^;)。
できるからって、やらなきゃいけないワケではない
さて、本編とは関係の無い話が長くなりましたが、今日書くのは時事ネタというより、前々から疑問に思っていたことについてです。
「あなたは何故ホームページを運営しているのですか?」
さて、この答えに明確に答えられますか?多くの方が、「そういわれてみると・・・なんでだ?」って思ってしまうのではないでしょうか。また、「プロバイダ契約したら無料でホームページスペースがついてたからとりあえず作ってみて、潰すのも面倒だからそのままにしてあるんだけど・・・」という人も多いはず。
ホームページが超強力な情報発信ツールであることは既に誰もが認めるところです。誰もが、自分発の情報をあっという間に世界中に広められる可能性をもつ、ということはコレまでのメディアでは成し遂げられなかったことです。
しかし、そのツールを手に入れたところで、私たちは、発信したい『オリジナリティがあり人の目を引けるような情報』をもっているでしょうか?確かに、ホームページ開設者の中には強烈な個性をネットでアピールしている人もいます。しかし、多くの人たちは、別にそのような強いメッセージを持っていないのではないでしょうか。
別に、何の目的意識をもたずにページを開設するのも個人の自由です。ですが逆に見れば、何の目的もないけど、「せっかくスペースがあるから、それになにか流行だからなんとなく」といってわざわざページを作る必要も無いと思います。何かはっきりとした目的が出るまで、スペースを温存しておくのも手ではないでしょうか。
いや、別に「目的の無いページってダメだよねー」とか言ってるわけではありません。ただ、ここで今一度、あなたが作っているページのタイプと、自分の目的を見つめなおしてみると、今後のページの発展に役立つのでは?という提案をしたかったわけです。ナマイキにも。
ホームページのタイプ
さてさて、それではここでホームページのタイプをいくつか挙げてみましょう。あなたのページはどのタイプですか?それともここには載っていないタイプ?
■ほとんど自己紹介だけで完結してるページ■
最初はこのようなページを作る人が多いでしょう。自己紹介は、ホームページの作り方を練習する上ではいい題材だと思います。ただし、これをずっとつづけるのは・・・ねぇ?あなたがとても有名人!とか、とても特殊な環境にいる!のなら自己紹介だけで十分ネタになりますが、フツーの一般人のプロフィールを見て喜ぶ人は・・・あまりいないでしょうね。
また、このようなページを作っている方で女性の方は、イタズラのターゲットにされやすいので注意しましょう。顔写真を載せたいときも、ちょっと画像を入れたり、色を変えるなどしたほうがよいですね。撮ったままの写真を載せるのは、ちょっと危険ですよ。
■よろずページ(コンテンツが多ジャンルで無数にある)■
せっかくページを作れるようになったから、あれもやりたい、これもやりたい・・・という気持ちはわかりますが、あまりページで扱うジャンルを増やしすぎるのは禁物。音楽も絵も写真もプログラムも詩も日記も!・・・というページはちょっと・・・。それぞれのコンテンツの内容が薄いものになったり、更新がルーズになってしまったりしますね。
それに、サーチエンジンなどで紹介されるとき
「音楽、イラスト、日記、旅行体験談、詩、なんでもありのページだよ!」
「イタリアを徒歩で縦断した体験談のページ。隠しお勧めスポット情報など。」
という説明文では、実は下のほうがお客さんが集まりやすいのです。よろずページはジャンルが広いから、お客さんも一見多くなるように見えますが、そうではないのです。なぜなら、お客さんはたいてい1つ〜2つくらいのキーワードでページを検索します。つまり、あるジャンルに注目しているわけですね。その時、そのジャンル専門のサイトの紹介文とよろずサイトの紹介文が同時に並んでいたら、お客さんは専門サイトのほうに魅力を感じるわけです。
あまり更新の少ないコンテンツを排除し、一番力を入れていたジャンルに特化したサイトにリニューアルすると、更新意欲も沸きます。それに、あなたと趣味の合うお客さんが多く訪れてくれることになりますよ。
■個人の音楽、イラスト、文学等を発表しているページ■
これも多く見受けられるサイトです。このタイプの場合、いいページになるかどうかはあなたの腕次第。是非センスを生かしてがんばってください。
ただ、工夫点として、更新頻度の高いコンテンツ(日記等)をひとつおいておくとよいと思います。しかも定期的に続けても負担にならないものを。作品を作るのには時間がかかる場合が多いので、お客さんが訪問したときに、前とページの内容が何も変わってなかったということがよくあります。これがあまりつづくと、お客さんの足が遠のいてしまうので、できれば毎日ショートメッセージやラフなイラストやスナップショットを載せて、毎日ページに何らかの変化を与えてみることをお勧めします。
■ファンサイト■
ファンといっても、団体、音楽などのジャンル、はたまた特定の芸能人などを応援するサイトなど、さまざまあります。ただ、基本的にはその人等に関するニュースや話題などを受けてページを製作するという受身の体制にならざるを得ないと思います。そうすると、他の同じ人等を応援するサイトとの差別化が図れず、あまり新顔さんがこないので、掲示板やチャットで仲良くなった人と話すだけ、というスタイルになってしまいます。
この場合、難しいことではありますが、何か自分からオリジナルの企画を作ってみると、目立つことができるかもしれません。たとえば、ロック好きのサイトなら、いろんな形のギターのアイコンを作ってみる、とか。
なお、このタイプのサイトは、特に著作権や肖像権に関する注意が必要です。あまりに度の過ぎた侵害をしていると(たとえば、各ページに好きなアーティストの雑誌から勝手にスキャンした写真が飾ってあって、しかもそれを無断転載!とかうるさく書いてあると)掲示板荒らしなどを招く原因となります。決められたルールの中で応援しましょう。
このほかにも、個人で営利目的のサイト、内輪専用サイト、リンク集がメインのサイトなど様々な種類がありますが、とりあえず今日は代表的な4つを書いてみました。あなたのサイトはどのタイプ?そして、どこに向かおうとしているのでしょうか?
|