Welcome to My Web Page
04.12.08.更新
あなたは 人目の訪問者です
ホームページへようこそ。今回は十一月二十七日に平塚で開かれたヤーコンフェアのことをこのページでご紹介します。ヤーコンは南米アンデス地方原産の根菜類です。ヤーコンにはクラフトオリゴ糖は100mg中8000が含まれ、ゴボウのそれは3600、タマネギは3800、バナナは300です。ポリフェノールは100g中ヤーコンの場合は203、赤ワインは200、緑茶は50、白ワインは25です。カリウム、食物繊維も多く。サツマイモやジャガイモにはデンプンが含まれているのに対しヤーコンにはデンプンが含まれていないのでカロリーがサツマイモの半分以下です。
上の文章は県立平塚農業高校の食品化学研究班のものです。平塚市内の生産緑地の減少と農家の高齢化に対して何かできないかという問題意識からヤーコンの栽培を農家に働きかけ、その生産物の利用方法を和菓子屋や惣菜店に持ちかけたりして活動してきたとのことです。
平塚にはこれまでこれといった特産品がありませんでした。強いていえばサツマイモとバラくらいでしょうか。そのため現在ではヤーコンを平塚の特産品にしようという活動にまで農業高校の学生たちが始めた活動が広がってきました。
上の二枚の写真がヤーコンですが、サツマイモによく似た姿と色をしています。左の写真のヤーコンは平塚市長の大蔵さんが栽培したもののようです。しかし市長が作っても農家の人が作ってもヤーコンには変わりはなく、あえて違いをいえば左側は税金の部分が多く右側は自費で作られているということくらいでしょうか。右の写真の一袋は700g位で250円ですのでサツマイモと比べてみると、以前は九州で生産していてこの頃は千葉でも作り始めたという甘みの強い中が紫の有機栽培のサツマイモが800gで280円なので、品質のいいサツマイモとそれほど値段は変わらないと言ったところでしょう。現在はまだヤーコンの生産量が少ないとのことなので、もっと生産量が増えれば価格も下がりサツマイモとの価格競争力もつくことでしょう。
ヤーコンは煮ても焼いても炒めても揚げても、また生でサラダにして食べることもできるようです。ただ蒸すことだけはだめなようで、蒸すと色が変色してしまうとのことです。ヤーコンを使ったお菓子もおいしいものでした。ことに平農が作ったと言われるヤーコン入りのパウンドケーキが私はすごく気に入りました。平農の文化祭へ行った折に購入して食べてみたのですが、木の実に似たコリッとした歯触りがあっておいしかったです。六十〜七十年前には、平塚の進学校の女生徒たちからは「菜っ葉」と呼ばれて馬鹿にされていたとか言う平塚農業高校の男子学生たちだったとはいえ、今は進学校も農業高校も共学になり農業高校は立派な食文化を創り出すまでになっています。 進学校の方がかつてほどの上位大学への進学率が維持できないような状況にもなってしまいました。また、ともすればこれといった問題意識を持つこともなく過ごしてしまいがちな学生時代の中で、自分たちなりの問題意識を持って行動しその活動が行政をも動かすまでになったと言うことは大いに評価されていいものだと思います。ヤーコンフェアが開かれた日には、大蔵市長を始め県会議員や青果市場の社長などお歴々が開会式でテープカットをしていました。
上二枚の写真がヤーコンを使ったお菓子類、下がシュウマイです。これ以外にもお菓子にはヤーコンのパイケーキや惣菜ではヤーコンの天ぷらやきんぴらなどが会場で販売されていました。私はヤーコンを買ってチンジャオロースでピーマンとヤーコンを混ぜて炒めて食べてみました。ヤーコンの水分がちょっと出ることが問題とはいえそれなりに食べられます。 この水分の部分が多いと言うことが、蒸した場合にはグチュグチュになってしまい蒸してはだめであることの原因の一つでもあるそうです。
上段の写真はヤーコンで作った焼酎と酒です。すべて真っ黒の瓶が焼酎で、キャップの部分が緑の瓶が酒です。焼酎はヤーコン入り、酒はヤーコン100%でできています。酒を造るにはヤーコンをすりつぶして作るのでヤーコンが大量に必要となり、まだ現在はそれほどヤーコンの生産量がないので千本限定の販売とのことでしたが、ヤーコンフェアが酒の初売りだったようです。しかし私が耳にした範囲では、焼酎は非常に評判はよいのですが、酒の方は評価が今ひとつです。
下の段の写真二枚はヤーコンの葉から作られたお茶です。味はどうということのないお茶といえるかもしれませんが、血糖値を下げる効果があるといわれているので成人病予防には効果がありそうです。缶入りと粉末の二種類のお茶ができています。それ以外にも飲み物としてはヤーコンの清涼飲料水なども製品化されているとのことです。ヤーコンの葉は背丈が2mほどにまで育つそうなのでかなりのお茶がとれるのかもしれません。背丈としてはトウモロコシくらいといえます。そのようなわけで、ヤーコンという植物はあまり捨てるところがなさそうな優れものといえそうです。では最後にヤーコンフェアの会場となった平塚市民プラザの写真をご紹介し、県立平塚農業高校の学生さんたちのこれからの活躍を祈りながらこのページを終わりにします。
All rights reserved.
Tel/Fax: 0463(32)4971
ホームページ作成はでした。
では中学生・高校生の英語・数学の個人・個別指導を承っています。対象地域は平塚市・大磯町・伊勢原市・二宮町などです。ご希望の方は上記の電話かメールでお問い合わせください。そして
では英文翻訳も承っています。英文の日本語訳あるいは日本文の英語訳などご希望の方も上と同様の方法でお問い合わせください。
は中学生や高校生の方などで自分のホームページを作ってみたい人のお手伝いもします。ホームページ作りを一緒にやってみませんか。ご希望の方はご連絡ください。場所はここです。