Poem

        

      みの虫エレジー

 作詞 Taka 作曲 Kuma

 

1.おいらは小さなみの袋 風の慰めユーラユラ

はかない一筋命の糸よ 切れずにおくれまだまだ死ねぬ

 

2.いつもぶらぶらしてるけど おいらはこれでも生きている

北風揺すった向かいの小枝 ちらりと見えたぜあのみの袋

 

3.ちちよと鳴くと人の言う だけどおいらはあの娘の名前

唱え続けて半年経った さあ今こそはプロポーズ

 

4.春も終わりとなる頃は おいらは飛び出すあの娘の元へ

一緒に行こうハネムーン 捨てておしまいみの袋

 

5.可愛あの娘は泣いていた 全てを語るあの涙

私はだめなのみの袋 まだまだ恋しいみの袋

 

6.おいらは飛んだどこまでも 夢も希望もあるものか

お陽様なんか糞食らえ そのときおいらは燃え尽きた

 

7.後ははかないおいぼれよ 羽もすり切れ目もかすみ

我が身可愛く思い出す 綺麗に編んだみの袋

           可愛く編んだみの袋

 

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