がんについて思うこと、思ったこと 

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医食同源
私達の体験の奇跡は抗がん剤投与前にすでにがんが溶け始めた奇跡の真実です。
その現象を実際に具体的に目で見て確認できた貴重な体験をしたことも奇跡で真実です、
この現象は癌の腹水らしきものが体外に排出された事象のようでした。それにより腸圧
が除かれ排便が楽になり奇跡の始まりを予感させた現象でした。今だから言えるのですが
心の闇にかすかな光を感じられるかもしれないと思わさせてくれた出来事でもありました。
私もその当時キノコ等で癌が消えるなどとは思ってもいませんでした。
気休め程度で他に方法がなかった、調べれば調べるほど医学だけで絶対に妻を救える
という確信がもてなかった、ほんとうにダメもとで試したのです、でも現実は奇跡の連続でした。
今でもキノコの有効性を否定する報道番組もありますが完全に否定できるほどの実験結果
なのでしょうか、私にはそのようには思えません。先に否定ありのような気がします。

人間には確かに定められた運命というものがあります。しかしそれが定められたものか
どうかを知るのは神のみです。私達人間にはわかりません、だから最後までチャレンジ
するのです。そして自分の選んだ道に後悔しないことです。
私達夫婦の体験記があなたの奇跡の始まりのキッカケになれば幸いです。

私たち日本人の文化的思想の根底に医食同源という考え方があります、私は食べ物に
必ず救いの源とがあるだろうと微かな望みを託したのです。医学的治療の補助になれば
もしかして妻を救うことができるかもしれないと神に祈るおもいで運命を託したのです。

私は今(2005/6)でも食べ物を薬という捉え方はしていません、体質改善できる医食同源
食と考えています、薬という捉え方ではうまくいかないと考えています。薬というものは少量
で確実に期待する効果のでるものを薬と言うのです。食べ物では薬的効果は期待できません。
しかし、バランスよく長く続けられれば細胞の活性化をすることはできます、それを健康維持
といいます。
食べ物だからという前提で考えればおのずとどのように利用すればよいか、わかると思います。
食べ物であるからこそ量が大切です、また食べ物は偏ってはいけません、偏ると副作用が
でます。1種類の食事だけなら必ず病気になります、これ常識・・・?。
たべものはバランスよくとるのが大切なのです。
食べ物ですから普通に食べただけで早急にある効果を期待するのは無理、普段食べられ
ないほどの量をたべなければ無理、これ常識・・・?。

    
たかが食べもの、だから量が大切なのです、
                されど食べ物、生命の根源です。

   命をもらって食べている、その命が自分を修復してくれる。

がんに立ち向かうには自分の現況を正確に把握することが第一歩です。

私たちの場合抗がん剤を始めたときには、言われたタイムリミットの1年がすでに半年になって
いたことがある意味では幸いしたと考えています。医学的に1年と言われた場合1年以上生き
られる確率が50%になりますから明日死んでもその確率以内になります。確率からすれば
現代医学からは、ある意味で見捨てられたわけで、それがチャレンジのキッカケにもなった
わけです、選択肢がないからこそダメ元のようなことが続けられたわけでそれが幸いしました。
つまり私はまだ半年とか数ヶ月とか数週間という考え方はしないで今日一日しかないから
今できる目一杯のことを試してみようと量と可能性のあるものなら試してみようと考えたのです。
当然アマゾンやペルーの原住民のわけのわからない木の皮も試しました、そのときに試飲は
私が最初にしてから妻に飲ませました。
もし異常が発生するのなら妻より先に試飲した私にでるわけですから、私に異常がなければ
なんとかなると・・・。一か八かする覚悟は大切です、なにしろ明日はないのですから。
その覚悟をしつつ明日の希望をすてないように心の切り替えも早めにプラス思考することも
忘れませんでした。わけのわからない木の皮といっても数千年の歴史があるわけですから、
わけのわからない添加物だらけの健康食品よりは信用できると思っていましたが、
ひとに進められる話しではありません・・・。


2005/7 当時を振りかえって
その当時を振り返ると、仕事を終えてから夕食の買い物をして(ほとんどは娘と息子
が手伝ってくれだのでその内何度かは買い物もしました、私が買えるは出来合いの
お惣菜かレンジでチンすれば済む冷凍食品でした、昼食は休みの日に冷凍食品を
買いだめして仕事の合間に解凍して食べるというていたらくでした。)
夕食後、食品の煎じエキス作りで、これは私がすべて用意しました。夜に作って、
それを魔法瓶に入れて次の朝に病院へ持参して飲み終わった魔法瓶を回収してくる
わけで、魔法瓶を何気なく低い位置に持って、看護センターの前をおはようございます、
と目立たないように通り過ぎる気遣いをしました、かなり遠慮しての毎日でした。
通用口には守衛さんがいて毎日おはようございます、ごくろうさまと怪しまれないように
顔を覚えてもらうように、気をくばりました。なんか変なことを書いているなと思いでしよう
が暗黙の了解と勝手に解釈して遠慮しながらの複雑な心情でしたよ。
洗濯物も毎日届けるようにしていました。仕事を始める前ですから、かなり早い時間に
毎日の日課でした、先生は当然把握していて看護しさんを通して抗がん剤投与日だけは
遠慮するように言われていました、もし副作用が出た場合にどちらが原因なのか、わから
なくなるからと伝言がありました。私はこの先生に感謝しています、わけのわからない
ものを暗黙の了解をしていただけたことです。なにが起きても私の責任でする覚悟
だけはこの先生の信頼に応えることだと自覚だけは信念としてもっていました。


実験の様な  2005/7の2
その当時のことを今朝振り返りながら通勤中の自転車上で思い浮かべていました。
当時何の資料もなくネズミの実験資料と知人からいただいた乾燥アガリクスの説明
書・・・この商品はブラジル産で高価な値段が書いてありました、その中に簡単な説明
書が入っていて重症なら一日に40グラムぐらいを煎じると書いてあったように記憶して
います。その程度の知識でした。幸い買い物をしていたときに近所のスパーで中国産
の安いアガリクスをみつけたので質よりも量と考えて買い占めました。
最初はアガリクス40グラム桑黄20グラムを煎じて、それもできるだけ水分をなくすように
時間をかけて濃縮して、私も試飲して、これなら飲めないことはないと思いながら、妻に
空腹時に3回にわけて適当に飲みなさいといいました。
内心では壮大な人体実験のようなもので飲んでから大丈夫かな、副作用はでていない
かなと毎日が実験のようなものでした。
病院に毎朝運んでいたときも今日は生きていた、明日もまた同じならいいなと思いながら
ポットを交換するときにそれとなく妻の体調について観察して明日の配合はこうしてみよう
かなと毎日が暗中模索でした。
入院前に腹水が出始めた時はそんな知識はありませんでしたからとうとやっちまったかと
思いながらも死んだわけでもないし、今のところこの方法以外に見当もつかないので
続ける決断をしました。すべて自分の責任でいつまで生きているのかわからないし、今
死んでももおかしくわないわけでいまさら最後の望みを捨てるわけにはいかないし、
幸い体調がわるく飲めないとかおかしいとかはなかった事と妻が私を信頼していてくれる
ので素直に私の出す煎じエキスを毎日飲んでくれました。それがさいわいしました。


第三の道 2005/8
認識
がんについてどれだけ認識しているかが重要です。
主治医から正確な認識を聞き出すことと、現在の治療法の限界も知ることです。
方法はネツトで調べたり本調べたりです、その上でもし私たちのように余命
わずかと判断ないし宣告されたのなら第三の道を探ることです。
どんな方法にも危険と限界はあると思いますが医師が取れない方法が
第三の道です。そのわずかな可能性を信じるのか信じないのかはあなた次第
です。私たちは食べ物にる方法をとり奇跡を手にしましたが第三の道も
危険であるのは変わらないのでくれぐれもわけのわからないようなものは
選ばらないでほしいものです。
合理的で健康的な判断を冷静にして下さい、望みの光は最後の最後まで
すてないことが重要です。神の意思がそれならそれに従うのみです。

丸山ワクチン 2005/7
この当時を振り返ると、主治医に丸山ワクチンの協力をお願いする話しをして
その晩までには、各資料を用意いただきました。紹介状もいただき次の日の
朝には風呂敷にそれらを包んで東京行きの電車に飛び乗っていました。
レントゲン写真が大きく、それにちょうどよい大きさの包むものがなかったので
風呂敷で、それもあまり綺麗でない風呂敷で東京の街を歩いていました。
当時 風呂敷をもったわけのわからない田舎者が歩いてどこに行くのかなと都会
の人々には見えたでしようね。恥ずかしいという気持ちはもちろんありましたが、
妻を救うことで気持ちはいっぱいて゜した。病院でも私と同じような立場の家族が
何人も来ていて、大変だなぁーと一人の傍観者みたいにボーットしていた自分が
今でも目に浮かびます。
病院で講習を受けたり薬品の手配をしたり無我夢中でした、きっとそのときに
いっしよに講習を受けた大多数の方々の家族は助からないのが現実ですから
今一緒に生きられている私たちはほんとうに運が良いのでしょうね。

ワクチンを主治医の元へ直接送るようにして、代金は銀行振り込みをして、また毎月
一回は主治医の先生から経過確認の書類を書いていただき、それを東京の病院へ
送りました、一日おきに注射に病院へ通いました、車を運転できるのは私だけなので
仕事が始まる前に朝早く当直の看護しさんにお願いして、雨だろうが嵐だろうが一日
おきに病院通いが続きました。何日何年こんなことが続くのかなぁーとそんなことを思い
ながら運転していましたが現実はもっと残酷で厳しく半年もしないうちに癌が大きく
成長してきてワクチンの望みも断ち切られることになりました。

私たちは次の決断をしなければならない状況へ、運命を抗がん剤にゆだねる決断を。
転移先の病院はワクチンを全面否定する考え方の病院でしたので笑われながら
患者のゆれる気持ちをズタズタにするような発言に私はぐーっと心を抑えて、今は我慢
しなければ・・・、同じような経験をした人以外には説明できない怒りがありました。


白血球  2005/7
抗がん剤を打つと白血球が激減します、入院1週間その後自宅療養、この自宅
待機の期間に減少した白血球と体力を回復させるために自己努力が大切で、
これがうまくいかないと予定の日に次の抗がん剤の投与ができません。抗がん剤
の投与はできれば予定日にちゃんとできるのがベストで遅れればそれだけタイミング
の合わない治療となります。この自己努力の方法として妻はバナナや黒米を
食べて免疫の活性化に努力して予定をはずすことなくすべてのクルーをこなしました。
この自宅療養の期間は免疫が落ちていますから風邪には注意して下さい。肺炎を
併発すると最悪の結果を招くことになります。当然家族も風邪には最善の注意を
して下さい。加湿機の用意や風邪を外から持ち込まないことが大切です。


肺炎の予防するワクチンがありますが、がん治療中の方に相性がどうなのかはわかりませんが
主治医にご相談ください。自宅待機中はインフルエンザのワクチンとか必要と思われますが
詳しくは主治医にご相談下さい。頭のなかに知識としてもっておくことは大切です。
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥、わからないことは主治医にどんどん質問すること、
遠慮はいりません、こちらは命がかかっていますから。頑張れ!

添加物と健康食品
この世の中、健康食品情報と添加物による害についての情報で溢れています
が、私の選択基準では加工品の選択だけはさけました。何故なら加工品はどんな
添加物が入っているのかの本当の情報はわからないのでがんと闘っているのに
安全性の確信のもてない食品をとることは本末転倒という確信をいだいていたから
です。また以前、私は男の更年期に苦しんで循環器系医師の漢方の先生から
生薬の煎じ薬を3年間処方していただき、毎日自分で煎じた経験があったので、
その経験がおおいに役立ちました。
別の病院では分包にした漢方薬を処方していただき飲んだ経験はあるのですが
その粉末を安定させる添加物が合わないのとその処方を微調節できないことも
あつて、経験的に加工品ではなく生のものを使うほうがよいという考えも自然に
そのころの体験から育っていたようです。

今だから書けること  2005/6
2005/6
今だから書けるのですが、私は一応の期限ポイントとして最初の2週間は大量に煎じました、
なぜならもし効果があるのなら最初に物量で攻めようと考えたからです。
(実際にこの2週間で変化がでましたが、私にはその現象が良いものか、最悪のもので
あるのかはその時点では判断できませんでしたが、今考えるのにこの2週間の物量
作戦は思った以上に効果的だつたようです。アガリクス40グラム桑黄約20グラム)

次の区切りは2ヶ月でした、なぜかというと副作用も心配だつたのでほどほどの量を煎じる
ことにしました、この間の配合は暗中模索で多くしたり少なくしたりで妻の体調をみながら、
自分でも試飲しながら素人なりにビクビクでした。
(アガリクス30グラム、桑黄約10〜20g キヤッツクロー約10〜20g コフキサルノコシカケ10g)
初めて目にする植物が大半だったので心中は穏やかではなかったです、その植物の
危険性(その植物に対する学術的安全性と効果は証明されてはいませんが、何千年と
民間人の間に伝わる歴史と伝承の安全性は抗がん剤と比べればはるかに信頼できる
と考えました。また私の調べたところによるとなぜかこのような植物には抗がん剤の
ような副作用の激しい薬にたいして緩衝作用があるらしいことにも望みを託しました。
その結果は予想以上のことであったことは事実が証明しています。)

とこのまま医者まかせでも確実に助からないという厳しい現実は理解していたので
少しでも可能性があるのならこれに掛けてみようと考えました、
すべての責任は私が取るという覚悟だけは最初から自覚はしていました。
妻にはそんな気持ちをさとられないように自信ありげに振舞っていました。
次のポイントは3ヶ月に置きました、なぜ3ヶ月かというとこのあたりで手応えがなければ
間に合わないし私の心の覚悟、整理をしなければならないと考えたからです。
医師が余命1年と言った場合にその確率は1年以内生存している確率が50%ということで
妻のようにすでに宣告日から半年経過してしまっているわけですから今その日が来ても
おかしくない状況なので3ヶ月というのはかなり楽観的期間設定ですから副作用とか
を気にして使用量を抑えるおろかな判断はだけはしないように考えてダメ元という決断
をしました。私の考え方の根幹はダメ元という無茶な決断しか方法がありませんでしたが
幸い劇的に手応えがあったのでいろいろ工夫を加えながら奇跡の連続を体験しました。
また、もう一つ思考の根幹に縁という思考方法があって知りえた情報は縁であり、それを
大切にしてチャレンジする感謝の気持ちを常にもっていて、それを取り入れました。。

漢方は保険対象である
体質改善や免疫力の活性化には漢方は有効です。このときに保険適応を受けるために
医師免許があって漢方に詳しい先生に生薬による処方を受けるのが大切です。
粉末分封加工したような漢方薬を処方する先生は多いのですが、きちんと生薬での処方の
できる優秀な先生を探すこと。保険適応できれば長く続けられるし詳しい先生と相談しながら
抗がん剤、放射線との併用でより効果をあげられるものと考えています。
専門の優秀な医師を探せば漢方も強力な味方になります。ただし漢方だけに癌治療を委ねる
のは間違いです、あくまでも補さするものと心得て下さい。
よく漢方はゆっくり効くと思っている人が多いですが、それは間違いです、即効性のあるものも
多いし副作用のあるものも多いですから専門の漢方医を見つけることです。

腫瘍マーカーと検診
腫瘍マーカーは通常異常を発見してから、又は異常を発見するための検査の一環として
腫瘍マーカー検査をします。
偽陽性というのがあり検査するとマーカーが高い状態を呈するが検査してみると異常を発見
できない場合も多い、その場合定期的に検査して経過観察をしますが、単なる検診目的での
腫瘍マーカー検査はお薦めできません。
もしマーカーが高いとデーターがでても何の異常も発見できなかった場合や、実際に何も
ないケースはあるのです、ですが本人は一度マーカーが高いと言われているわけでその
ストレスが、かえって病気を作り出してしまうかも知れませんのであまり検査目的の検査は
しないほうがよいでしょう。

乳がん と がんを考える
FUS 集中超音波手術   切らない方法  プレストピアナンバ 難波清院長
          臨床試験段階  1.5cm以下のがんを対象  補助として放射線療法をする。
          超音波を1ヶ所に集中して高温にしてがん細胞を破壊するので切らない、
          跡が残らない。少々痛いらしい?
          この先生はすごいのでお薦め。

  乳がんは切らないで治る時代がここまで来たが私達の体験ではたとえここでがんを消滅
  させても、リンパ節に転移していないことを確認しても、その時と同時期に他の場所に
  癌の芽が出来ている可能性は高い。がんと言う病気の怖さはここにある。
  癌体質であることには変わりがない、だから予防が大切なのです。
  病後も定期的な検査と自己免疫を活性化させる食事法は大切です。
  実際毎日続けられないと意味がないので煎じエキスぐらいは続けて下さい。
  
食べ物の本質
食品は単品だけを食べ続けると毒になるがバランスよく組み合わせるとクスリになる、
それが食べ物の本質である。
☆  参考価格
購入の目安にして下さい。たかが食品されど食品、値段に騙されるな。

中国産アガリクス           \10000/s
ブラジル産アガリクス         usドル200/s
メシマコブ(桑黄)            \11600/s
キヤッツクロウ(ペルー産又は輸出国ブラジル)
                      usドル85/s
紫イペー(ブラジル産)         usドル77.50/s
サルノコシカケ(国産採取物)     \5000〜\12000/s
シイタケ(中国産)           \3000/s
ルイボス(南アフリカ共和国)     \7000/s
根生姜 (中国産)
ヤマブシタケ(中国産)        \10600/s


私の闘病記のなかで☆☆☆と記載してある部分がありますが大意はありません。
かえって記載することにより不必要な誤解をされては困るのであえて記載しては
いません、重要な意味はありません。
知らなくても読者には不利益にならない程度の
ことと考えています。
現実と対策 2005/12
私が主治医から聞いたのはがんが治るケースは手術して完全に取り去ったとき(他にがんの再発
の芽がないとした前提)のみと言われました。私の最近の知識では血液のがんの数種類が劇的に
抗がん剤が効く場合もありこれもがんを完治したケースに入れてもよいと考えていますが、この2つ
のケース以外で完治はないと考えます。少なくとも内臓系に効く抗がん剤はない。
しかし幸い自己免疫はどんな癌にも勝つ可能性があります。免疫はがんに勝つ力があります。
この自己免疫力の活性化並び強化ができればどんな種類のがんでも勝てます。
医者まかせだけではがんに勝てません、抗がん剤(最善の医療)で闘うのは当たり前で、
それプラス自分の免疫力を活性化させる努力をして運命を神に任せればいいのです、
それがベストな闘い方と私は考えます。

ある医師からも『医者まかせだけではがんに勝てません』とハッキリ言われました。
医者まかせだけではという言葉は誤解を生む可能性がありますが、積極的プラス思考と、とらえて
下さい、これをマイナス思考にとられているかたも多いのでくれぐれもプラス思考でお願いします。
はげます言葉
はげます言葉は難しいですね。患者さんはそれだけで十分に頑張っているのに頑張ってというのは
いいづらいと思っています。ファイトとかやんべにやらいん(東北弁)
家族のすれ違い 余談
例えば子供が助からないがんであった場合に夫婦の一人が最後の最後まで奇跡を信じて過酷
な治療を最後までしようとする、もう一人の連れ合いはあらゆる情報を勉強してがん治療の限界
を知り、これ以上過酷な治療はやめて余生を楽にしたいと思う。どちらも子供のことを思っての
考え方で両方正しいのですが、それが子供が死んでからも、しこりになって家族崩壊の危機に
なってしまう悲しいことがあるのです。そのことを最も悲しんでいるのは亡くなった本人なのです、
どちらも子供を思っての事なのだから相手を許す心を常にもってがんと闘うことが大切なのです。
患者というのは自分がどのような状態なのかはよくわかっているものです、ましてこの例のように
助からない容態の患者は念が強くなってあらゆることがわかっているのです。家族が自分の
ためにチグハグになっているかぎり行くべき世界に行けなくなってしまいます。
互いを思いやる仏の知恵で家族仲良くすることが最後にしてやれる思いやりなのです。
仏の供養とはその仏様に心配をかけない生き方を生きている者がすることです。
家族力
家族力とはなにか・・・家族力とは無償の愛である、家族を思う念である。
念というと怪しいものと考えるひとも多いと思うが、私の体験では念という不可思議な力はあると
思っている、病気が治って欲しいと思う家族の念が集合すると、とてつもない力になって免疫力
を高めることができると考えられる。まとまりのない家族ではがんと闘えないと思う。
奇跡の99%はこの家族力の力と考えています。これが奇跡の力です。