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松戸市の整形外科・リウマチ科・リハビリテーション科クリニック。ちよだ整形外科です。

電話でのお問い合わせはTEL.047-375-8875

  

リハビリテーション科 Rehabilitation

当院リハビリの特徴    


リハビリテーションとは
リハビリテーションは単なる機能回復練習のみではなく、地域社会の中で人間らしく、自分らしく生きるため のすべての活動のことを指します。当院リハビリテーション科では、患者様の生活環境や生活関連動作を基に目 標を設定し、運動療法を中心としたリハビリテーションを展開しています。

〈 理念 〉
科学的思考と目標達成型の理学療法
主体的な生活を支える外来リハビリテーションの展開

当院でリハビリを受けている患者様
2020 年 9 月 現在 変形性関節症や骨粗鬆症による骨折など高齢者に多いとされる整形外科疾患や、肩関節周囲炎、外反母趾など、 対象となる疾患は多岐にわたります。10 代の患者様では、主に部活でのスポーツ障害や特発性側弯症に対してリ ハビリをおこなっています。腱断裂、半月板損傷、関節内遊離体、外反母趾などの術前後リハビリもおこないま す。 リハビリを受けている患者様の疾患や年齢層はさまざまです。ひとりひとりの患者様の症状や生活に合わせて プログラムを立案し理学療法を実施しています。

・肩関節周囲炎
肩関節を構成する骨、軟骨、靭帯や腱などが変性し、関節周囲の組織に炎症が生じることが主な原因と考え られています。強い疼痛や関節可動域制限が生活に支障をきたすこともあり、当院ではそのような患者様に対 して医師によるサイレントマニピュレーションをおこなっています。 サイレントマニピュレーションとは、超音波ガイド下で肩周囲の神経根ブロックをおこない、硬くなった関 節包や靭帯を徒手的にリリースする関節授動術です。治療により可動範囲の広がった肩関節に対し、日常生活 で必要な動作が可能となるようリハビリをおこなっています。

・変形性関節症
当院では変形性関節症に対する再生医療技術を用いた PFC-FD 治療(自費診療)をおこなっています。患者 様自身の血液を採取して PRP(多血小板血漿)を抽出し、成長因子を豊富に含む PFC-FD(血小板由来因子濃 縮物)に加工したものを患部に注射し、自己修復機能を促進し痛みの軽減や損傷部の治療をするものです。治 療後は医師の指示のもと、リハビリをおこないます。

・脊椎疾患
対象疾患の約 4〜5 割を占め(2020 年 9 月現在)、中高年齢者や高齢者は主に腰部脊柱管狭窄症および脊椎 すべり症や脊椎圧迫骨折、青年・成人期では椎間板ヘルニアや腰椎分離症、特発性側弯症が主な疾患となっています。運動療 法や装具療法、ホームエクササイズ指導をおこないます。

・特発性側弯症
思春期の女子に好発し、原因不明により脊柱が側弯する疾患です。急速に身長が伸びる時期に一致して側弯は悪化します。医師により弯曲度(コブ角)と成熟度(骨成熟度や身長の伸び)をもとに治療計画が立てられ、装具療法や運動療法をおこないます。側弯のタイプはその特徴からいくつかに分類することができ、その人のタイプに合わせた運動プログラムや生活指導をおこないます。

・外反母趾
外反母趾の保存療法や最小侵襲術 DLMO(Distal Linear Metatarsal Osteotomy)法の術後リハビリをおこな っており、当院オリジナルのプロトコールに則って、リハビリ効果を医師と確認しながら進めていきます。手 術後は各時期に応じたリハビリプログラムをおこない、足部のオリジナル評価表にてその効果を確認します。 運動療法だけでなく、必要に応じてテーピング指導や外反母趾装具の選定、足底挿板療法もおこなっています。


・スポーツ障害
野球、サッカー、陸上など部活での怪我に対して 競技復帰するまでサポートします。障害の原因と なった動作を改善するために、動作分析により実際の 動きを評価し、動画を用いてフィードバックをおこな ったりもします。それぞれの症状や動作に合わせて ストレッチ、筋力増強練習、動作スキルの向上を図り ます。競技復帰後は再発予防のため、必要に応じて セルフケアやトレーニング指導もおこないます。また、 捻挫や肉離れの場合、医師の指示のもとテーピング指導 もおこなっています。


・その他 
脳卒中後の患者様にボトックス注射と運動器リハビリの併用、パーキンソン病などに対するリハビリなども行っております。

スタッフ間での情報共有
リハビリをおこなううえで、患者様ひとりひとりの疾 患特性や生活環境を理解することはとても重要なこと です。そのため週に 2 回、医師とのカンファレンスをお こなっています。これからリハビリを始める予定の患者 様や、リハビリ実施中の患者様の病態とリハビリ効果を医師と 確認し、リハビリプログラムを再検討したりしています。


知識・技能の研鑽
当院のリハビリは患者様おひとりに対して理学療法士 1 名が付く担当制となっています。そのため、すべての 理学療法士が患者様に質の高いリハビリを提供できるよう、 週 1 回の勉強会をおこなっています。講義の担当は理学療 法士と当院院長が順番におこない、自己研鑽の機会を設け ています。外反母趾のオリジナルプロトコールも、この 勉強会の論文抄読で議論を重ね完成しました。 他院からの勉強会見学者(医療職員)も随時受け付けておりますのでお電話でご連絡下さい。



ちよだ整形外科 Chiyoda orthopaedics

〒270-2261
千葉県松戸市常盤平3丁目11-6
飯島ビル1F
TEL 047-375-8875