1997年よりこの地で幼稚園を営んでこられた園が認定こども園にすると同時に学童（放課後児童クラブ）を、設けるプロジェクトです。

渡り廊下にて既存園舎と（縁を切るカタチで）つなぎながら、保育（0～2歳児）と放課後児童クラブが一体となった鉄骨平屋の保育館と、

木造平屋の子育て支援棟の2棟が竣工しました。

入口まで乗入可能なエントランスキャノピー（車寄せ）により、親御さんが雨や雪の日でも心配なく受け渡しが出来ます。

エントランス正面にはヴォールト天井の吹抜や大谷石・カラータイル・ライト・絵を設け、こども達や親御さんをあたたかく迎え入れられるよう考えました。

エントランスからは向かって右側は放課後児童クラブ、左側は０～２歳児の保育エリアになり、中間部分には共用廊下を設けることで回遊可能な構成

としています。

また、保育エリアと放課後児童クラブとは中庭を介し、各箇所へ光・風を取り込みながら、お互いの気配や賑わいを感じられるよう心掛けました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　学校法人清芳学園