205号室


        



                       

マンション・リノベ
RC造
延床面積76.89㎡(23.73坪)
宇都宮市
2022竣工

 古いマンション1室のリノベーションです。 天井がかなり低かったこと、水回りは一式交換、RC躯体は残しつつ、ほぼ

スケルトンに近いカタチ、さらに梁天井・配管等は露出、という謂わば軽めのインダストリアルデザインがご希望でした。

(後日「ライト・インダストリアル」と名付けました)

旧来の電気温水器を(追い炊きタイプの)新規交換とし、浴室の追い炊き配管を仕込みつつ、建具で可変性のある

ベッドルームは、通常は開放し、

ワンルームとして使えます。メインスペースはシナベニヤで仕切った収納スペースのみとし、日当たりの悪い奥の部屋を納戸

として使用し、収納を

確保しています。
納戸と言いつつも、奥の壁をコンクリート現しとすることで、ちょっとした

床の間風に仕上げています。


この納戸とキッチンを繋げることで、パントリーとしても使うことを可能としながら、

全体として回遊性のある動線とし、面積以上の心理的な広さを感じるよう配慮しました。

同じマンションの方々向けに内覧会を開き、古いマンションの活かし方や若い世帯が入って

くることなどが伝えられたかと思います



株式会社シオダ建築デザイン事務所 代表取締役 塩田 真吾  一級建築士 
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