PWakeUp01 1999.05.12
Serial No.
「 WakeUp 」の説明と取りだし
LANにつながれた近くにあるパソコンの電源を別のパソコンから入れる
プログラムです。
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[スペック]
-
パラメタに指定した情報をもとに、LANにつながれた近くにある
パソコンの電源を入れます。
パラメタ
-
プログラムを実行するときに、以下のパラメタを指定します。
-P:nnnnn
-
nnnnn で電源ON命令を送るIPのポート番号を指定します。ポート番号
は他のプログラムが使用していないものを指定する必要があります。
詳しくはこのプログラムを利用するネットワークの管理者にお尋ねください
。
-M:mm-mm-mm-mm-mm-mm
-
mm-mm-mm-mm-mm-mm で電源を入れるパソコン(ネットワークボード/
カード)のMACアドレスを指定します。MACアドレスは、ネットワーク
ボード/カードごとに異なった6バイトの値です。
MACアドレスが112233445566である場合は 11-22-33-44-55-66 と
指定します。
なお、MACアドレスは、ハードウェアアドレス、ステーションアドレス
、アダプタアドレス、一意の値などと呼ばれることがあります。
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[利用方法例]
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他のパソコンの電源を入れたいときに、このプログラムを動かすように
します。以下の例では、このプログラムが C:\Program Files\S.Uchida\
WakeUp に格納されていることとして説明します。
- 毎日同じ時間に電源を入れる
1台のパソコンを「電源を管理する」パソコンとして使用します。「電源
を管理する」パソコンの、Windows 98 などに付属している「タスク」など
のスケジュール管理プログラムで、毎日、決めた時間が来たときに実行する
プログラム名に
"C:\Program Files\S.Uchida\WakeUp\WakeUp.exe" -P:nnnnn -M:mm-mm-mm-mm-mm-mm
(指定方法はプログラムにより異なります)
を指定します。毎日、同じ時間がくると、指定したパソコンの電源が
入ります。なお、-P,-M パラメタはLANの環境、電源を入れるパソコンに
あわせ指定してください
- 自分がパソコンを使うときに、他のパソコンもいっしょに電源を
入れる
バッチファイル(例:WakeUpEveryone.bat)に、電源を入れるコマンド
C:\Progra~1\S.Uchida\WakeUp\WakeUp.exe" -P:nnnnn -M:mm-mm-mm-mm-mm-mm
C:\Progra~1\S.Uchida\WakeUp\WakeUp.exe" -P:nnnnn -M:nn-nn-nn-nn-nn-nn
C:\Progra~1\S.Uchida\WakeUp\WakeUp.exe" -P:nnnnn -M:oo-oo-oo-oo-oo-oo
C:\Progra~1\S.Uchida\WakeUp\WakeUp.exe" -P:nnnnn -M:pp-pp-pp-pp-pp-pp
を書きます。このバッチファイル(WakeUpEveryone.bat)を[スタートアップ]に登録
します(登録の仕方はWindowsのヘルプ等をご覧ください)。自分がパソコン
にログインすると、指定したパソコンたちの電源が入ります。なお、-P,-M
パラメタはLANの環境、電源を入れるパソコンにあわせ指定して
ください。
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[動作環境]
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以下の環境では一応動きました。類似の環境でも動くでしょう。
- このプログラムを実行したハードウェア
FLORA 350 DM0
(Intel Celeron 366MHz,メモリ 64MB,LAN 100BASE-TX/10BASE-T)
- このプログラムを実行したOS
Windows 95 4.00.950 C
- 電源を入れたハードウェア
FLORA 350 DM7
(Intel PentiumII 233MHz,メモリ 96MB,LAN 100BASE-TX/10BASE-T)
(リモート電源オンの機構が組み込まれているパソコン)
- その他の環境・条件
- 双方のパソコンにTCP/IPがインストールされている
- 同一IPセグメントに接続されている
(無条件にブロードキャストパケットが届く)
- 電源を入れるパソコンが動いていない
(メインパワーは入っているが、パソコンが動いていない状態)。
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[利用規則]
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このプログラムを利用する場合は、以下の条項に同意してください。
同意なされない場合は、このプログラムの利用を許可いたしません。
同意なされる場合は、独占権なし、無償での利用を許可します。
- 1.利用目的の制限
このプログラムは、他者(集団を含む)に対し、
不愉快な思いを起させるような目的に対しては、利用を許可しません。
- 2.複製、配布
このプログラムを複製、配布することは、許可しません。
- 3.利用者、利用場所の制限
このプログラムは、日本国の 法律、裁判権 に服する 個人、団体 に
のみ利用することを許可します。また、日本国内でのみ利用することを
許可します。
- 4.動作の保証
このプログラムの動作保証は一切行いません。
このプログラムの利用により発生したいかなる不利益についても一切責任は
負いません。利用される場合は必ずテストを行い、動作することを確認して
ください。
- 5.改良、不良の対策
このプログラムに対する、改良、不良の対策は一切行いません。
- 6.仕様の変更
このプログラムの仕様は予告なしに変更されることがあります。
また、古いバージョンとの互換性については保証はしません。
新しいバージョンを利用される場合は必ずテストを行い、動作することを
確認してください。
- 7.バージョン更新時の設定情報
このプログラムのバージョン更新時に、設定情報の引継ぎ、変換は
行いません。新しいバージョンを利用される場合は再度環境の設定を
行ってください。
- 8.リバースエンジニアリング
このプログラムに対するリバースエンジニアリング、逆コンパイル、
逆アセンプルは一切許可しません。
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[取り出し]
取り出すプログラム・ライブラリを選択してください。
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- WakeUp.exe
(バージョン 1999.05.11.02/サイズ 44.0KB
/All Rights Reserved, Copyright (C) 1999, S.Uchida.)
このプログラム本体です。
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- Windows は米国およびその他の国における米国 Microsoft Corp.の登録
商標です。
- PentiumII,Celeron は米国 Intel Corporation の登録商標、
商標です。
- FLORA は(株)日立製作所の日本における商品名称です。
- TCP/IP は米国国防総省が標準化したプロトコルです。
All Rights Reserved, Copyright(C) 1999 S.Uchida.