PEngage01 1999.08.18 Serial No.

 「 Engage 」の説明と取りだし


 プログラムを動かすプログラムです。
 


[スペック]

 オプションで指定されたプログラムを動かします。 このプログラムは、動かしたプログラムの終了は待たず、終了します。

オプション
 プログラムを実行するときに、パラメタに以下を指定することが できます。

-CMD:pppppp
 pppppp で動かすプログラムを指定します。 「-CMD:〜 -CMD:〜」と指定することにより複数のプログラムを動かす ことができます。 動かすことができるプログラムの種類は、EXE (コンソールアプリケーション、Windowsアプリケーション)、 BAT(バッチプログラム)です。

-WLF:ffffff
 次に説明する -EXC:〜:CXE- オプションで使用する単語を登録する テキストファイル(単語一覧ファイル)です。 単語一覧ファイルは以下のように作成します。

 1行ごとに、スペースを含まない単語、次にいくつかのスペース、最後に 文字列を登録します。複数行登録できます。

例:
      登録された単語    登録された文字列
      ↓          ↓

 1行目:SVDwnMsg サーバとの通信ができなくなりました。  2行目:SVCDwmMsg サービスが利用できなくなりました。  3行目:aaa.bbb.ccc.ddd 名古屋のサーバ  4行目:aaa.bbb.ccc.eee 岐阜のサーバ  5行目:MLSVC メールのサービス  6行目:WWWSVC インターネットのサービス   :
 指定のない場合は、このプログラムが格納されているディレクトリの中に あるテキストファイル「Engage.WLF」を参照します (なくてもかまいません。ない場合は -EXC:〜:CXE- オプションは無効と なります)。

-EXC:wwwwww:CXE-
 wwwwww で置き換える単語を指定します。単語一覧ファイルの中に wwwwww が含まれている場合、wwwwww をすぐ後の文字列で置き換えます。

例:
 単語一覧ファイルが次のように作成しているときに 「Engage -CMD:RedAlert -EXC:SVDwnMsg:CXE- 場所は、 -EXC:aaa.bbb.ccc.ddd:CXE-」 を実行した場合
      登録された単語    登録された文字列
      ↓          ↓

1行目:SVDwnMsg サーバとの通信ができなくなりました。 2行目:SVCDwmMsg サービスが利用できなくなりました。 3行目:aaa.bbb.ccc.ddd 名古屋のサーバ 4行目:aaa.bbb.ccc.eee 岐阜のサーバ 5行目:MLSVC メールのサービス 6行目:WWWSVC インターネットのサービス   :
 「-EXC:SVDwnMsg:CXE- 」の部分が「サーバとの通信が できなくなりました。」、「-EXC: aaa.bbb.ccc.ddd:CXE-」の部分が「 名古屋のサーバ」に置き換えられ、「RedAlert サーバとの通信ができなくなりました。 場所は、名古屋のサーバ」 が動きます。

 なお、単語はスペースが含まれていてはいけません。


[利用方法例]

 特殊なプログラムでは、ある出来事が起こった時、望みのプログラムを 動かすことができます。 例えば、メールが到着した時にメッセージを表示するプログラムを 動かしたり、サーバとの通信が途絶えた時にサイレンを鳴らすプログラムを 動かしたりするプログラムがこれにあたります。
 このようなプログラムの中には、以下のような制限があることが あります。

  • 1つのプログラムしか動かせない
  • 指定できるプログラムの長さに限界がある
  • 動かせるプログラムの種類が決まっている

 また、動かすプログラムに必要な情報がパラメタとして渡されることが ありますが、これがわかりづらいことがあります。 さらに、プログラムが終了するまで止まってしまい、他のことが できなくなってしまうことがあるかも知れません。
 このような場合に、このプログラムを利用します。 以下の例では、このプログラムが C:\Program Files\S.Uchida\Engage に格納されていることとして説明します。

  • 障害が発生したことを知らせるとき

     JP1/Cm2 などの障害管理ソフトウェアで、サーバとの通信が途絶えた時に 実行するプログラム名に

     C:\Progra~1\S.Uchida\Engage\Engage Redalert サーバとの通信が 途絶えました\\n $x:\\n-EXC:$A:CXE-
     (指定方法はプログラムにより異なります)

    を指定します。サーバ(aaa.bbb.ccc.ddd)との通信が途絶えると、

     C:\Progra~1\S.Uchida\Engage\Engage Redalert サーバとの通信が途絶えました\n 99:01:02 03:04:05:\n aaa.bbb.ccc.ddd

    が呼び出され、以下のプログラムが実行されます。

     Redalert サーバとの通信が途絶えました\n 99:01:02 03:04:05:\n 名古屋のサーバ
     (単語一覧ファイルにて「aaa.bbb.ccc.ddd」が「名古屋のサーバ」 として登録されている場合)


[動作環境]

 以下の環境では一応動きました。類似の環境でも動くでしょう。

  • ハードウェア

     FLORA 330 DC7(Intel Celeron 400MHz,メモリ 256MB)
     FLORA 350 DM0(Intel Celeron 366MHz,メモリ 64MB)
     FLORA 350 DM7(Intel PentiumII 233MHz,メモリ 96MB)
     FLORA 350 DM3(Intel Pentium 120MHz,メモリ 96MB)
     FLORA Prius 20j(Intel MMX Pentium 266MHz,メモリ 64MB)


  • OS

     Windows 95 4.00.950 C
     Windows 98 4.10.1998
     Windows NT Workstation 4.0 Service Pack 3
     Windows NT Server 4.0 Service Pack 3




[利用規則]

 このプログラムを利用する場合は、以下の条項に同意してください。 同意なされない場合は、このプログラムの利用を許可いたしません。 同意なされる場合は、独占権なし、無償での利用を許可します。


  • 1.利用目的の制限

     このプログラムは、他者(集団を含む)に対し、 不愉快な思いを起させるような目的に対しては、利用を許可しません。


  • 2.複製、配布

     このプログラムを複製、配布することは、許可しません。


  • 3.利用者、利用場所の制限

     このプログラムは、日本国の 法律、裁判権 に服する 個人、団体 に のみ利用することを許可します。また、日本国内でのみ利用することを 許可します。


  • 4.動作の保証

     このプログラムの動作保証は一切行いません。 このプログラムの利用により発生したいかなる不利益についても一切責任は 負いません。利用される場合は必ずテストを行い、動作することを確認して ください。


  • 5.改良、不良の対策

     このプログラムに対する、改良、不良の対策は一切行いません。


  • 6.仕様の変更

     このプログラムの仕様は予告なしに変更されることがあります。 また、古いバージョンとの互換性については保証はしません。 新しいバージョンを利用される場合は必ずテストを行い、動作することを 確認してください。


  • 7.バージョン更新時の設定情報

     このプログラムのバージョン更新時に、設定情報の引継ぎ、変換は 行いません。新しいバージョンを利用される場合は再度環境の設定を 行ってください。


  • 8.リバースエンジニアリング

     このプログラムに対するリバースエンジニアリング、逆コンパイル、 逆アセンプルは一切許可しません。


  • 9.ライブラリは分割利用不可

     このプログラムの動作に必要となるライブラリは、このプログラムを 動作させる目的のためのみに利用を許可します。 また、ライブラリについても、このプログラム同様、上記条項1〜8を 適用するものとします。 なお、このページ以外から入手したライブラリについては、入手元の 利用契約に従ってください。



[取り出し]


 取り出すプログラム・ライブラリを選択してください。

  • Engage.exe
     (バージョン 1999.06.03.01/サイズ 28.0KB /All Rights Reserved, Copyright (C) 1999, S.Uchida.)

     このプログラム本体です。


  • msvcrt.dll
     (バージョン 6.00.8168.0/サイズ 248KB /Copyright (C) Microsoft Corp. 1981-1998)

     このプログラム(RedAlert)を動作させるために必要な ライブラリです。このプログラムが動かない場合は、 RedAlert.exeと同じ場所に格納してください (取り出し後、名前を「MSCVRT.bin」から 「MSVCRT.DLL」に変更してください)。


  • mfc42.dll
     (バージョン 6.00.8168.0/サイズ 972KB /Copyright (C) Microsoft Corp. 1993-1998)

     このプログラム(RedAlert)を動作させるために必要な ライブラリです。このプログラムが動かない場合は、 RedAlert.exeと同じ場所に格納してください (取り出し後、名前を「MFC42.bin」から「MFC42.DLL」 に変更してください)。




  • Windows,Windows NT は米国およびその他の国における米国 Microsoft Corp.の登録商標です。
  • JP1/Cm2 は(株)日立製作所の日本における商品名称です。
  • PentiumII,Celeron,MMX Pentium は米国 Intel Corporation の 登録商標、商標です。
  • FLORA は(株)日立製作所の日本における商品名称です。
  • msvcrt.dll,mfc42.dll は米国Microsoft Corp.が開発した ランタイムライブラリです。


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