<・・・・・BACK NEXT・・・・・・>
「門のある和の家」
(1/7)




 日本平のふもとに広がる丘陵地に建てられた木造2階建ての住宅です。敷地は東西と南に住宅がありますが、北側は道路に面して、その向かいには茶畑が広がり視界が開けています。

 
「門のある和風の家」が住まい手の希望されたイメージでした。そこで、限られた敷地の中で、室内への採光を確保しつつ、できるだけ外部空間やアプローチに奥行きが感じられるよう配置や植栽計画を行いました。また、全体的な奥ゆかしさを表現できるよう、建物の高さや形状、色彩に気を使っています。

 室内空間では特に和風にこだわることはせず、現代の生活との調和を考えて、空間の用途に合ったつくりとしました。しかし、各部の意匠に統一性をもたせることで全体としてのゆるやかなまとまりをつくっています。


 障子、トップライト、吹抜けなどを組み込むことで、採光上の不利な要素を克服し、やさしいしい光が行き渡る家になったと感じています。

(設計監理担当:清水利至)
















<・・・・・BACK | NEXT・・・・・・>