リアタイヤ&チューブ交換


前回交換から約5000km、四国やら乗鞍やらキャンプの荷物満載で走る機会が増えたためか、

フロントタイヤは5部山、だけどリアはすでに2部山。リヤタイヤだけでも換えないと。

でも・・・バイク屋に頼むと高い!

それに林道なんかを走っていてパンクしたら・・・

オフ車乗りとしてはタイヤ交換、パンク修理ぐらいはできないと!

と言うことで、タイヤとチューブを通販で手に入れて、やってみました。はじめてのタイヤ&チューブ交換!

やっぱりビールケース!   まずはリヤタイヤをはずす。

前回リア周りのO/Hを行ったので慣れたもの。

所要時間5分。ビールケースはやっぱり楽です。買いましょう。(笑)

リヤドラムの場合、ドラムのユニットは丸ごとはずして

どこかに置いておきましょう。


今回はモザイク多用してますよ〜(^^;

そんな事はともかく、まずは空気を抜きます。

空気を入れる口金のバルブ(なぜかムシと呼ばれています)をまわす為に

「ムシ抜き」という工具が必要になります。

なぜか口金の中心部分を押したら空気抜けちゃいましたけど。

スプロケなんかを痛めないよう、新品タイヤの上にのせて作業してます。

どうせ林道一本走ったら汚れるんですから・・・

  空気抜き〜

ふみふみふみふみ・・・   ホイールとタイヤが長年の使用で密着しているはずなので

体重をかけてはがしていきました。踊ってるわけではありません。(笑)

裏表、両側やっておきましょう。

タイヤとホイールが押したぐらいで隙間ができるようであればOKでしょう。


  で、タイヤ交換本番突入。

タイヤレバーという工具を使ってタイヤをはずしていきます。

いわばヘラみたいなもので、テコの原理を利用してはずしていきます。

車載工具のプライヤーをばらしてやっちゃう人もいるようですよ。(^^;

一本は差し込んだままスポークにでもくくりつけておく。

  タイヤはずし!

片側終了!   片側終了です。

パンク修理ならこの状態でチューブを引きずり出して

修理→元に戻す で良いのでしょうが、今回はタイヤ&チューブ交換。

まだまだ先は長い・・・で、なぜ ピース!?


いや、だから「ピース」はいいって。(爆)

で、チューブを引きずり出したところ。

空気を入れる口金のナットを外さないとダメですよ。(^^)

口金の反対の所にある「ビードストッパー」のナットは

そのままで大丈夫でしょう。この時はつい外しちゃいましたが。

  チューブ

タイヤをはずす!   チューブを外したら今度はタイヤをホイールからはずします。

左写真は良い例とはいえないと思います。(^^;


ホイールからタイヤがはずれました!

中心の黒いラインはゴムバンドみたいなものですね。

スポークからチューブを守るためのものでしょう。

チューブレスタイヤには無いと思います。

「ビードストッパー」はこのゴムとホイールの間に挟まってました。

  ホイール

新品タイヤ〜   新品タイヤをはめ込んでいきます。

この時タイヤのビード(耳ともいう)部分にビードワックスを

塗って滑りを良くしておく。この時は石鹸で代用しました。

手(腕力)だけではめるのは無理です。

タイヤレバーをちゃんと使いましょう。


タイヤの片側がはまったらチューブを入れます。

念の為、タイヤに書いてある黄色い丸とビードストッパー、

もしくは空気入れの口金部分を合わせる。

黄色い丸はタイヤの最も軽い部分。それとチューブの

重い部分を合わせる。という、いわばおまじない。

口金部分をホイールの穴から出すのが一苦労ですが頑張ってください(^^;

  チューブ・・・

無理矢理!!   ここで失敗しました。

タイヤのはめ終わった部分のビードがきっちり落ちていないと

タイヤをはめる最後の最後に、人間の力ではムリ!ってぐらいに

固くなります。はっきり言ってムリ!左写真のような状態になったら

一息入れて考え直しましょう(^^;


で、ムリヤリやると当然タイヤレバーで

チューブを傷つけ、右のような状態に。(泣)

こうなるとパンク修理もムリでしょうね〜

しかたなく「赤男爵」にチューブを買いに行く。(^^;

  おおおお!

通りすがりの・・・   と、まあいろいろあった所でひとやすみ・・・

偶然助っ人に現われた「まーぼー」に教わりながら再開!

口金をホイールの穴から出してから新品チューブを入れていく。

写真のように二つ折りにしていくといいらしい。

口金がホイールから出たらナットをかけておきましょう。

ここでチューブが軽くふくれるぐらい空気を入れましょう。

反発してレバーで傷つける事が少なくなるそうです。

  チューブ挿入・・・

うおおおおお!   タイヤをはめる時には入れ終わった部分を

ヒザか何かで押さえつけながら行わないとダメらしいです。

こうしないとビードがきっちり落ちないで、いくら力をかけても

タイヤがはまってくれません。(4つ上の写真の状態)


最後はそれでもそれなりの力がいります。

タイヤとホイールの間にチューブが挟まってる事があるので

注意しながら空気を入れていきます。

タイヤのビード部分に石鹸水を塗って滑りを良くしながら

空気を入れていきました。

  空気注入!

もうちょい!   リアの指定空気圧は1.5〜1.75kg/cm2。このへんは大体で。

サービスマニュアルには高速走行or2名乗車では高めに

一般走行では低めにと書いてありました。

元通りに組み付けていきます。

新しいリアタイヤがまぶしい!!

     

いろいろわからない所があってチューブ一本ダメにしました。

それも授業料と言うことで。(^^;

バイク屋で頼むより部品代で約半額、工賃タダ!

タイヤ交換は人それぞれのやり方があるそうですし

この適当なレポだけを頼りにやるのは無謀です(^^;

最初はやった事ある人に手伝ってもらってやるのが良いでしょう。

なにしろ「タイヤ交換が出来ればほとんどのトラブルには対処できる」

と言われるぐらいですから(^^)ノ