1.電源回路
・テストボードには、5VのACアダプターから電源を供給するので、アダプターの接続間違いから
AVRを保護するため、ツェナーダイオードとポリスイッチの保護回路を入れてあります。
2.AVRのクロック
・AVRのシステムクロックは、AVR内部タイマーで前置分周(1/8〜1/1024)を行っても、周波数に
小数点以下の端数が出ないように、12.8MHzのクリスタル オシレータを使用しました。
3.LCD(キャラクタ液晶)回路
・16文字×2行のキャラクタ液晶表示器を、ISPインターフェイスと兼用で、ポートのPB2〜PB7に
割り当ててあります。
・LCDモジュールのタイプにより、電源端子(1Pinと2Pin)の割り当てが違うため、ショートピンで
変更ができるようにしてあります。
4.シリアル インターフェイス(RS-232C)回路
・電源電圧が5V単一なので、定番のMAX3232でレベル変換を行っています。
・パソコンとの接続は、RS-232C メス-メス クロスケーブルを使用します。
・シリアル インターフェイスを使用せずに、ポートDをフルに8Bit使用する場合のため、回路を切り
離すスライドスイッチが設けてあります。
5.スイッチ入力回路
・ポートAには4つのタクトスイッチと、ポートCには8つのスライドスイッチを設けました。
・ポートCを入出力端子に使用する場合は、スイッチを上側(開放)にする必要があります。
6.汎用I/O端子
・汎用I/O端子は、ブレッドボードとジャンプワイヤで接続できるように、ピンソケットを配置して
あります。
・PB0とPB1は、AVR内部カウンタの入力にも割り当てられているため、端子を用意しました。
・ブレッドボードへの電源供給もできるように、VccとGNDのピンソケットも設けてあります。
7.オーディオ アンプ回路
・ブザー回路やアラーム音を鳴らすため、任意のポートからアンプの入力へ、ジャンプワイヤで
接続します。
・アンプは方形波専用の簡易型のため、音量調節はスピーカーと直列に入っている抵抗値でのみ
調整が可能です。 (ボリュームで調整したい場合は、LM386などのアンプICが便利です)
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