■ AVR プログラマー(ライター)の製作 ■


AVRマイコンへプログラムを書き込む、プログラマー(ライター)を製作しました。

 ● パソコンのパラレル プリンタ ポートに接続する、ISP (In-System Program)仕様です。
 
 ● 最近のプリンタはUSB接続が主流なので、プログラマーへの接続は、古いプリンタ
   ケーブルを流用できる、セントロニクス(アンフェノール)36Pinにしました。
 
 ● 回路は、「BASCOM-AVR」のヘルプファイルに記載されていた、「STK200」タイプの
   参考回路をアレンジしたものです。
 
 ● ISP仕様なので、AVRのチップは基板に取り付けたまま書き込みが行えます。
 
 ● プログラマーの電源は、書き込みを行うAVR基板より供給するため不要です。
   (AVR基板の電源は、5Vのみ対応)
 
 ● 74HC244(スリーステート バス バッファー)により、書き込み等のアクセス時以外は、
   ISPのポートが開放されるため、プログラマーを接続したままでも、プログラムの起動や
   デバッグが可能になり、とても便利です。
   ◎ リセット回路に、CR遅延回路やリセット専用ICを接続する場合は、切換スイッチが
     必要になります。
   ◎ SCK, MISO, MOSIを接続するポートを、入力として使用する場合は、書き込み時に
     ポートを開放する工夫が必要になります。

 ● 使用方法は、BASCOM-AVR (DEMO) のインストールを参照して下さい。


回 路 図  GIF版 AVRISPci.gif (95KB)  PDF版 AVRISP.pdf (174KB)

部品配置図  GIF版 AVRISPpb.gif (74KB)
   注意! この図面を使用した、いかなる損害にも責任を負いません。


 
正面

 
 後面

 
部品面

 
ハンダ面

 
ケース

○パーツの参考資料
 ・基板  「秋月電子通商」 片面ガラス・ユニバーサル基板 Cタイプ(72x48mm)
 ・セントロニクス コネクタ 「DDK」 57-40360
 ・フラット ケーブル 「ストロベリー・リナックス」 特注 6Pリボンケーブル(10cm)
 ・ケース  「TAKACHI」 プラスチック ケース SW-75S W50xH30xD75


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