三番瀬レポート

R7.6.14

 天気が不安でしたが、今年度1回目のワークショップを無事に終えることができました。
 午後から雨という予報でしたが、曇り空の下暑さに悩まされることなく干潟で生物観察を行うことができました。
 いつも観察場所にしている防泥柵の捨て石周りはさらに砂が堆積しカニなどの隠れ場所が少なくなっていました。
 天然のアサリの姿はほとんど見られず、潮干狩りに来た人々は営業を終えた潮干狩り場の中で居残りアサリを探していました。
 子供達は潮溜りのマハゼの稚魚やユビナガスジエビを夢中になって追いかけ回していました。
 参加者の方が見慣れない魚を捕まえましたが、私にとっては三番瀬で初めて見るヒモハゼのようでした。
 観察会の後半はマテガイ捕りを参加者に経験してもらいましたが、マテガイの生息孔も少なくあまり捕りことができませんでした。
 9月6日に2回目のワークショップを行います。
 遊びに来ませんか?。

R7.4.14

 ワークショップの下見として海浜公園前の干潟に行ってきました。。
 風が少し強かったですが、晴れて干潟を観察するには絶好の天気でした。
 砂を掘ってみますがたまにシオフキが見つかるくらいでアサリは稚貝をやっと1個見つけることができました。
 砂の表面を削ってみましたがマテガイの生息孔も今年はほとんどありません。
 いいかげん貝探しに疲れてきた時、シャベルに固いものがヒットしました。
 なんと殻長8cmほどの大きなハマグリでした。
 旧船橋航路跡の石垣ではホソウミニナが石の上に群がっていました。
 4月17日から有料の潮干狩り場がオープンしますが、漁協の方々がオープンに備えて撒くアサリを干潟に運んでました。

R7.2.19

 水鳥と干潟の生き物を観察しに行きました。
 寒風吹く中でも鳥たちは干潟で餌を漁っていました。
 この日見られたのはシロチドリ、ハマシギ’、ミヤコドリ、ダイゼン、ユリカモメ、オオセグロカモメそしてミユビシギ。
 水上にはヒドリガモ、スズガモ、オナガガモ、オオバン、ウミアイサの姿がありました。
 干潟にコメツキガニの姿はまだ見られません。
 以前はこの時期スサビノリが干潟の至る所で見られましたが今はほとんど見られず、捨て石の上にアオサやカヤモノリと一緒に付着する姿が
 見られるだけになってしまいました。

R7.1.27

 久しぶりの三番瀬で水鳥の様子を観てきました。
 数が多かったのはミヤコドリで干潟で餌を啄む姿や、防泥柵の上で羽を休める姿が観られました。
 シロチドリやハマシギの姿も見られましたが数が少なかったです。
 旧航路跡のワンドにはオナガガモ、ヒドリガモ、スズガモ、オオバン、ハジロカイツブリが観られました。
 サギ類の姿は見られず、カモメ類も少なかったです。