祝3周年
Kei Kitamura
2004/8/22UP
ゾロが、何やら、盛っているらしい。
暑さで頭がイカレたか、鍛えすぎて脳まで筋肉になったか、水分不足でサボテンが枯れたか…。
ともかく、普段から妙に獣じみたゾロが、ますます妙な生き物になっている。
まぁ、それを許してるオレも、多分暑さで頭回ってねぇんだろうな、とか。
「…っ…ふ…」
本当に、何を考えているんだか。
まっぱ真っ裸で、背に回された腕は解かれたネクタイで一纏めに拘束され、膝を付いた微妙な体勢で、ゾロのブツを口に突っ込まれている。喉の奥を突く馬鹿みたいにデカイ其れは、舐めるどころか、歯を立てないようにする事で精一杯だ。
「ぐ…ぅ…んっ…んっ」
ああっ、クソッ。突き上げてんじゃねぇよ。
掴まれた頭が激しく揺さぶられる。
勘弁してくれよ。ただでさえデカイんだから、苦しいっつーの。
口ん中で、ヤツのブツがビクビク撥ねる。そろそろイクのか?つか、早くイケ。
「んぁ…っ…はっ…ぁ…」
「…っ」
ちょっと…オレ顔射されたよ、オイ。有り得ねぇだろ。
「ふ…クソッ…テメェ…んがっ」
「んだよ」
文句を言おうとしても、さっきまでヤツを銜えていた口ん中を、今度はゾロの指が掻き回す。唾液と精液を混ぜるように、舌を引っ張ったり上顎を擽ったりと忙しい。
「んぅ……ん…ぅ…」
「やらしーな、お前のツラァ」
うるせぇ、と言いたくても、口を強引に開かされてるから、あがあがしか言えない。悔しい。けど…スゲェヤツのツラも凄ぇエロい。
てゆーかよ、何でそんなに盛ってんの?オマエ?
「あっ…や…んゃ…」
既に勃ちあがっている乳首を強く摘まれた。思わず胸が反り返る。
強請ってるみてぇじゃん、これじゃ。口の次は乳首かよ。痛ぇって、もっと優しくやれ、くそったれ。
片手は相変わらず口の中で、もう片手は乳首。で、舌は反対側の乳首。
忙しいな、オマエ。
大体、何でオレは縛られてんだ?
「う…んっ…っ」
「声出せよ、コラ」
出せるか!!
テメェの指が邪魔してんだよ!!
暑くて、熱くて、オレの脳も熔けっちまいそうだぜ。
なぁ、ゾロ、オマエも脳熔けてんの?
「は、あっ…ア…、ン…っ」
ちょっと…待て…。イキナリ掴むヤツがあるかっ。触る前に掴みますよ、とか言え。
そりゃ、微妙に勃起して、ガマン汁出てたかもしんねぇけどっ…。
「ヌルヌルだな。銜えてっ時から勃ってたぞ、お前」
「んぁ…あ、あ、や…」
自分でスル時より強く扱かれて、甘ったるい声が漏れる。エロとかハゲとかマリモとか、言ってるつもり…なんだけど、オレとしては。
でも、オレ男だし?股間扱かれたら、そりゃ気持ちイイし、仕方ねぇだろ?それに、ゾロもなんか訳分かんねぇけど、盛り上がってっし。
コレいつまでやってるつもりなんかなぁ。
出した後だってのに、ギンギンにおっ勃ってるオマエの其れ、早いトコ突っ込めよ。ガマン汁がケツまで垂れて、濡れた感触が気色悪ぃ。突っ込んで、ガンガン腰振って、中かき回せよ。
熱ぃ…。
もう思考回路が麻痺してきた。
オレも盛ってたんかな…?
2004/08/20