飛騨・高山

 

高山市

 天領時代の面影を残す高山陣屋

御門の白壁に映える松の緑、白く輝く玉砂利、風に揺らめく紫の幔幕・・・。江戸時代の風情を色濃く残す高山陣屋は、もともと高山城主三代金森重頼が3人の娘のために造った下屋敷だった。その後、高山が徳川幕府直轄の天領とされた元縁5(1692)年より幕末までの170余年、歴代の代官や陣屋となり、飛騨の政治の中心地としての役割を果たしてきた。江戸時代の陣屋が当時のまま残ってるのは全国でも唯一で、国の史跡に指定されている。興味深い歴史遺産が数多い。陣屋前の広場では、高山名物の朝市が開かれ、たくさんの観光客でにぎわう。

 

高山市

 タクシーよりも人力車ごくらく舎

高山では人力車に乗って古い町並みをめぐる楽しみがある。上三之町を中心に走るごくらく舎の人力車は、旅館など、希望の場所に迎えにきてもらえる。写真撮影のみのコースもある。

 

高山市

ガラスの美しさを再発見飛騨高山美術館

16世紀から20世紀にかけて作られたアンティークな家具や照明機器、アール・ヌーボーやアール・デコなどの芸術作品を中心に、約250点のガラス作品を展示する美術館。19世紀末のガラスの巨匠エミール・ガレの作品を展示したエミール・ガレの部屋や、パリのシャンゼリゼにあったルネ・ラリック作の高さ3mの噴水など、歴史的にも価値のある展示物が多い。

 

高山市

 世界の古美術と出会う世界のアンティーク木の国館

 昭和63(1988)年に開設された飛騨高山博覧会のメインパビリオンを移築した館内には、リビングボードや木製家具、大理石の作品、陶磁器、銅製品など、世界各国のアンティーク約2000点が展示されている。なかでも珍しいのは、ヨーロッパの貴族が愛用していたという40点のウランガラス。紫外線を当てると、まるで宝石のような光を放っている。

 

高山市 

秋の高山祭を再現高山屋台会館

桜山八幡宮の境内にあたり、秋の高山祭に曳かれる11台の屋台の内、常時4台を4ヶ月ごとに入れ替えて展示してある。人形が行列を作り、祭りの様子を再現している。併設の桜山日光館では、日光東照宮を再現した模型を展示している。

 

高山市

 飛騨の生活と文化を知る飛騨民俗館

合掌造りの民家が並ぶミニ集落。内部は見学もできる。高山測候所を移築した山岳館もある。飛騨の歴史を肌で感じることができる。飛騨の里から歩いて10分。

 

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