毎年、鮎釣り解禁日は、渓流釣り解禁日と同等かそれ以上の期待感をもって迎える。
渓流釣りは、解禁日に釣行したとしても、丸坊主でアタリ1つ無いことも結構あるので、別に解禁日に釣行できなくても、
大勢に影響無い場合もあるし、ヤマメやイワナは概して非常に賢いので、釣り切られてゼロということは無い・・・。
一方で、鮎釣りは解禁日に竿を出せるか否かが大変重要であり、解禁日の釣果が一番の大釣りになるのである。
それゆえ、何が何でも解禁日には釣行したい。幸い今年もそれが適ったのだが、肝心な酒匂川本流が釣りにならない(>_<)
昨年9月の台風による被害が未だ続いており、泥濁りと富士山の火山灰(黒いスコリア)の堆積にてポイントが消失・・・。
しかも水苔が生えていない白川にて、川虫も全然繁殖していない状況だったところに、解禁2日前の台風通過であるwww
これで、今年は酒匂川本流では、解禁日を迎えることができないことが確定してしまった・・・。
やむなく、南足柄市内の狩川にて、その中でも遡上止めの堰堤を控えた鮎釣り場としては最上流域にて解禁釣行となった次第・・・。
AM3時半、上山下橋の遡上止め堰堤に着陣し、ドブ釣りを試みたが、早い時間から釣り人が沢山(^^;)
俺もそうだが、皆さんも好きだねぇ(汗)
ドブ釣りは不慣れゆえ、せいぜい10数匹しか釣れず、ツ抜けするので精一杯・・・。
根掛かりで仕掛けを失ったので撤退した。
解禁前に何度か下見をしてあったのだが、サカナの付いている筋が違ったらしく、入れ掛かりをしている人を羨ましく見るしか無かった(^^;)
その後は、チンチン釣りに目印を付けて、渓流釣りの脈釣りの要領であるドブチンチン釣りに切り替え、ポイントをマメに探って、
60〜70匹程度は釣れてくれたが、全般に型が小さく、比較的型が良いのは琵琶湖産の放流物だと思われる・・・。
天然遡上も良いようで、8センチ前後がピチピチと上がってきた(^^)
余りに小さいアユは、釣れた後に損傷が少ない物はリリースしたり、抜き上げるときにオートリリースとした。
15〜20匹位だと思われる・・・。
それ以外は、当家では食べないので、知人関係でアユが好きな人にあげるためにキープした。
なお、ウグイやオイカワといったコイ科外道が非常に元気であり、特にオイカワは5寸前後の、オイカワにしては最大級の良型が、
物凄い引き味で上がってきたのには参った(^^;)
オイカワは仕掛けをグシャグシャにするので、チンチン釣りや流し毛鉤釣りでアユを狙う人は、要注意!!
<本日の釣果>
狩川中流部 : 天然遡上と思料されるアユ×30余、放流物と思料されるアユ×30余。ヤマメ×4
※コイ科外道は、ウグイやオイカワが、アユと同じくらいの数が掛かってきたので、大変でした。
※あまりにも小さく、損傷が少なかった天然アユはリリース。ゆえに、釣果自体はプラス15〜20匹位でした。
※本日の講評
酒匂川本流が大増水&泥濁りのため、やむなく支流の狩川で解禁を迎えましたが、釣れたものの、何しろ小型主体m(_)m
やはり、酒匂川本流で伸び伸びとやりたいのが本音ですかねぇ・・・。
とはいえ、近所で代替支流があるのは幸せなこと、贅沢は言えませんね(^^;)
あまり綺麗な川とは思えませんが、ヤマメも釣れたし、ウグイやオイカワも沢山釣れたので、清流としてはOKラインだと思いました。