2011年5月8日

酒匂川本流にて、銀毛ヤマメが好調だという噂があるので、検証第二弾を決行したが・・・。・・・。
ヤマメやニジマスの魚影の程度は相変わらず薄いと思われ、例年並みだと感じた次第。
とはいえ、アユの遡上状況を確認しながら、のびのびと清流釣りはを満喫できることは良いことだ。
ヒレピンではなく、何故か成魚放流の団扇ヒレのあまり美形ではないヤマメとニジマス登場が関の山(^^;)


鮎釣り解禁まで後僅かなので、引き続き、酒匂川本流の銀毛ヤマメ好調情報の検証第二弾として、本流攻めを決定。
酒匂川本流は、相変わらず白川あるいは泥被り状態にて、底石に川虫が繁殖していないので、狩川で採取してから向かわざるを得ない・・・。
狩川も、それほど川虫が多いわけではないので、採取だけで1時間程度もロスしてしまう(^^;)

昨年9月の台風で破壊された岩流瀬堰堤が再建されており、その下の流れも、茫漠状態だったのが、渓流相が復活していたのは良かった!!
ウグイが何とかツ抜け程度に出てくれ、やや小ぶりのニジマスと、明らかな成魚放流物のヤマメが釣れてくれたが、
本命の銀毛ヤマメは出なかった・・・。

松田地区も攻めたが、前回、8寸級の銀毛ヤマメが釣れてくれたポイントは、本日はお留守の模様(^^;)
酒匂川本流のヤマメやニジマスの資源量は、例年並みか、やや少ないという感覚を持った次第。
そう考えると、2008年5月はヒレピンヤマメが釣れまくり、最高だったと言えるかもしれない。
いずれにしても、酒匂川漁協が、稚魚や幼魚を放流してくれるか否かで、本流の釣果は大きく左右されるものと思われる。
今シーズンの漁協の渓流魚放流量は、ニジマスやイワナは、ある意味、元から少ないのだが、ヤマメは激減している。
今年は410kgとのことで、以前は1,000kgだったのが800kgに減り、さらに半減ということだ・・・。

渓流釣りなど、ツ抜けしなくては満足できないという感覚があるが、意識を変えなければならないかもしれないねぇ・・・。


<本日の釣果>
酒匂川本流上流部(山北地区) : ヤマメ×1、ニジマス×1(コイ科外道のウグイがツ抜け程度・・・)
酒匂川本流中流部(松田地区) : ボウズ(コイ科外道のウグイ数匹)


※本日の講評
酒匂川本流に川虫は相変わらず繁殖していないので、狩川で採取してから行かざるを得ないため、
時間的には、どうしても1時間程度ロスする(>_<)
また、直したウェーダー破損個所がまた破れてしまい、浸水(>_<)
何でこんなに壊れやすいのか・・・。1シーズンで3つは消耗する。
歩数が多かったり、体重が重すぎて壊れてしまうのかwww

なお、酒匂川本流のヤマメやニジマスの資源量は、噂よりもはるかに少ないものと確信。
例年並みかそれ以下だと思う・・・。
何とかトラウトが釣れたのは、地元釣り師ゆえの地の利以外何物でもないと思う。
天然アユの遡上が順調だが、川虫が繁殖しておらず、藻類も繁茂していないので、鮎釣り解禁後がどうなるか・・・。
引き続き、鮎釣り解禁までの残り少ない期間、川見を兼ねて、本流餌釣りの機会を設けたいと思う。



岩流瀬橋の下流側の流れ・・・。

昨年(2010年)9月の台風による災害後は、砂で埋もれた茫漠状態だったが、
見事に渓流相が復活!!
これは鮎友釣りだけでなく、本流トラウト狙いも兼ねた清流餌釣りも楽しめる(^^)
せめてここだけは、清流の顔が復活してくれて良かった・・・。













何とか釣れたニジマス・・・。

それほど汚い魚体ではなかったものの、本流魚の割には、
引きの強さはそれほど強くなく、あっさり御用・・・。
スーパーレインボーになってくれることを期待!!














うっ・・・。
銀毛ヤマメではなく、成魚放流物の団扇ヒレマルの美形でないヤマメ(^^;)

谷峨の河内川ならば、成魚放流ヤマメが釣れても不思議ではないが、
山北町内の酒匂川本流で、ヒレピンではないヤマメが釣れたのは初めてかも・・・。

残念ながら、本流銀毛ヤマメではありませんでした・・・。
引きも弱かった(^^;)

釣られたのが俺で良かったね!!
(リリースするから・・・)








産卵期にて赤腹になったウグイ。

酒匂川本流の本来の主力魚種・・・。
川鵜による食害を何とか生き延びたウグイが居てくれて良かったと思う。

ウグイの魚影すら見掛けられない現状なので、ウグイも大事に扱いたいものだ・・・。