2010年6月5日

餌釣再開さんと共に、酒匂川本流の鮎毛鉤釣りをのんびりと楽しむ・・・。
アユの資源量が今一つ多くないのが残念なものの、普段は藪沢での釣りのスタイルの餌釣さんも、
本日は開放的な本流にて、のびのびと竿を振れていたようだった。
解禁日に大釣りできた松田地区の好ポイントが、これまた解禁日に拙者とポイントを分け合った友釣り師に、
既に完全に押さえられていて入れず、松田地区では釣果を得られなかったが、小田原地区最下流部では、
天然アユが、本日は毛鉤に好反応を見せ、それなりに釣果を挽回できた次第(^^)


普段は藪沢での釣りのスタイルの餌釣再開さんが、酒匂川本流の鮎毛鉤釣りをやってみたいということなので、
もちろん快諾。横浜から餌釣さんが到着し、まずは松田地区のメインポイント、十文字床止工を案内させていただいた・・・。
解禁日に大釣りできた、アユが流れに付いている好ポイントが、これまた解禁日に拙者とポイントを分け合った友釣り師に、
本日は既に、ガッチリ完全に押さえられていて入れなかったため、松田地区では釣果を得られなかった(^^;)
前日に、琵琶湖産アユの追加放流があったようだが、恩恵には預かれなかった・・・。

ボウズ回避のため、大釣りはできないものの、数匹は必ず釣れる小田原地区最下流部、JR東海道線鉄橋下の床止工へ移動・・・。
飯泉取水堰より下は天然アユのみであり、放流は一切行われていない・・・。
この天然アユが実は結構手強く、解禁早々なのに、既に食性が成魚(虫類 → 藻類)になっている個体が多く、
資源量の割には毛鉤を喰ってこないのだが、本日は浅瀬に出ているアユは、結構活発に毛鉤にアタックしてきてくれた(^^)

チンチンやドブチンチンにて毛鉤を沈めると全然喰ってこないが、流し毛鉤で表面を流すと、バラしこそ多いものの、
何とかツ抜けを達成できた・・・。
5月31日に負傷した左腕の症状が悪化し、酷い状態のため、お昼までの釣りではあったが、
餌釣再開さんにも、酒匂川のアユの小気味良い引きを味わえてもらい、良かったと思う。

餌釣さんには、逆にこちらが恐縮してしまうような、鮎毛鉤釣り指南への御礼を賜った。
この場で御礼申し上げます。


<本日の釣果>
酒匂川本流中流部(松田地区) : アユ×1
酒匂川本流下流部(小田原地区) : アユ×3、ビリアユ×8
松田地区は、好ポイントに入れなかったため、放流物と思われる5寸級が1匹のみ・・・。
小田原地区最下流部は、とっくに成魚になっているような精悍な天然物の野鮎も毛鉤にアタック!!


※本日の講評
今年の酒匂川本流は、どうも汚染が進んでいるようで水質がよろしくない中、それでも、首都圏側の川にしては、
辛うじて清流の顔が保たれているので、ギリギリの線で清流釣りが楽しめている状況だと言えると思う・・・。
アユの引きは強く、15センチのアユはヤマメの25センチに匹敵するので、釣趣は抜群!!
毛鉤を喰う時期は、間もなく終わってしまうのだが、もう1回くらいは楽しみたいと思う。



松田地区、十文字床止工上の状況・・・。

毛鉤釣りの人が非常に多いです。
















小田原地区最下流部の立派な野鮎!!

これ、放流物ではありません。
飯泉取水堰下流で、天然物の良型アユが毛鉤にアタックしてきました。

珍しいですねぇ・・・。