3月1日の渓流釣り解禁と並び、待ちに待った6月1日のアユ釣り解禁!!
渓流釣りの場合は、解禁日だからといって、大釣りができるかと言えばそうでもないのだが、アユ釣りは違う・・・。
何しろ、解禁日に、アユがたくさん居るポイントに入れない限り、釣果に恵まれないのだ!!
今の酒匂川の鮎毛鉤釣りは、解禁日を逃すと、今やヤマメを釣るよりも困難な状況だと言っても、決して大げさではないのだ。
というわけで、夜明け前のAM3時40分に、昨年に続き松田地区の十文字床止工に着陣・・・。
4時に空が白んできたので、いよいよ戦闘開始!!
ドブチンチン仕掛けにて攻めるも、全然反応が無い(汗)
ヤヴァイかな・・・。ポイントを外したかな??
いや、そんなことはない。
解禁前の本流釣りの際、この筋だけはアユが付いていたのは確認済だし、そういえば去年も、完全に明るくなるまでは、
毛鉤にアタックして来なかったのだ・・・。
4:20に待望の1匹目が釣れると、その後は良い感じでアタリが来る(^^)
それにしても、放流物とはいえ、アユの引きはヤマメよりも強いので、釣れると本当に楽しい!!
15時半に撤退するまで、存分に楽しむことができた。
それにしても、アユが付いていない流れの筋と、付いている流れの筋の差が明白であり、付いていない筋では、全く釣れなかった。
天然遡上が多ければ、そんなことは関係ないのだが、放流物を釣る場合は、やはり事前の川見がいかに重要かが分かる・・・。
夕釣りは、流し毛鉤釣りで小田原地区へ行き、実績ある富士道橋右岸側分流を狙うも、天然遡上が少ないので、貧果にて終了(^^;)
跳ね自体も少なく、事前の川見でも、イマイチ魚影が薄かったのだが、やはり良い結果は得られなかった・・・。
ただ、下流部なので、天然物が上がってくれば、もうあと2週間くらいは可能性が無くは無い。
ドブチンチン釣りは渓流の脈釣りと同じ要領だが、流し毛鉤はそれとは違い、独特の釣趣が味わえる。
飯泉取水堰さえ無ければ、せめて魚道がもう少し立派ならば、もうちょっとは豊かな川になるのに、残念なことこの上なし・・・。
<本日の釣果>
酒匂川本流中流部(松田地区) : アユ×60、ビリアユ×4
酒匂川本流下流部(小田原地区) : ビリアユ×7
松田地区では、思わぬ大釣りに恵まれた(^^)
下流の小田原地区での夕釣りで、僅かながら釣れた個体は、どうやら天然アユっぽい感じ。
松田地区は、ビリアユ以外は全て放流物だろう(^^;)
※本日の講評
松田地区選定が功を奏し、良型アユの引きを存分に味わいながら、思わぬ好釣りに恵まれ、大満足の解禁日となったことは言うまでも無い。
しかしながら、天然遡上が異常なくらい少ないのは事実・・・。去年もしかり・・・。
足元に、アユがチョロパッパしているのが、この時期の本来の普通の河川環境のはずなのだが、今の酒匂には、それはもはや望めないのか・・・。
スイカの香りで川が満たされているというような話は、最早過去の話というのは、何とも悲しいですなぁ(^^;)