2010年5月15日

親父殿が、ヤマメは要らないが、イワナはたまには食べたいので釣って来てくれると嬉しいとのことなので、
イワナが望める沢として、未踏の織戸沢を選択・・・。
いやはや、この沢は、大滝よりも上流は、ヤマメが完全に絶えてしまっているね。イワナ天国(地獄)だった(^^;)
尺クラスは居そうにないが、7〜8寸程度のイワナはかなり濃い模様。
しかし帰りが遠かった。富士見林道、水の木沢の大洞橋まで、あんなに遠かったとは・・・。
それとこの沢、間違い無く魑魅魍魎系が居らっしゃるようですよ((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル



うちの親父殿が、イワナを煮付けにして食べたいと所望してきたので、未踏の織戸沢に出撃決定・・・。
浅瀬3:45に着くに、大棚沢、織戸沢といったイワナが有望な沢が空いていたので、織戸沢を選択。
4時の出発時に、ウェーダーを持ち忘れてしまったが、すぐに他の釣り人が呼びとめてくれたので助かった!!
これには非常に感謝(汗)

バケモノ沢に入る細身の若手釣り師は、一人浅瀬橋を右折。
土沢に入る中高年の夫婦は歩くスピードがゆったりなので、そのまま追い越させていただき、
いつもと同じペースで水の木橋を渡り、織戸沢出合の着陣は5:17・・・。
早速戦闘開始!!

最初はアタリが無かったが、そのうちヤマメと思われるシュパッとしたアタリがあるが、かなりスレていてバラす(>_<)
そのうち何とか4匹チビヤマメが釣れたが、ヤマメのシュパッとしたアタリはそこまでで、あとはモゾモゾとした鈍いアタリばかりとなり、
完全にイワナ単独生息域に変貌した・・・。

二段大滝の巻きは、南太平さんから伝授された方法で、何とかクリアして富士見林道へ到達・・・。
ケモノ道も複雑に交錯しており、最後の詰めは藪こぎになってしまった(>_<)
再入渓路は、何とも急なザレ場で大変だったが、何とか滝上に到着。険しいゴルジュが待っていた・・・。

その後も、平均7寸のイワナが良い感じで釣れ、第二堰堤を巻いた後、緩斜面のザレを直登して林道へ脱出。
遠い遠い撤退戦は、何と浅瀬管理小屋まで125分も掛かってしまった次第(>_<)
もうヘロヘロ。そして空腹(汗)
足柄平野の食堂では、2人前を喰ってしまったのだが、あれだけの運動量ならば、仕方が無いだろう(^^;)

ところで、今回は釣行中や林道の歩行中は、特段変な気配や不快感、悪寒、殺気のようなものは感じられなかったが、
当釣行記の更新作業中に、二段大滝を写した写真に、明らかに変なものが写ってしまっており、凄まじい悪寒に襲われた次第(>_<)
イワナが居る沢は、明るい開豁や里川ではなく、概して深山幽谷である。
そういう物が気にならないタイプの人種は構わないだろうが、そうでない者については、やはりヤマメ狙いの方が安全かもしれない・・・。

間もなく鮎釣り解禁になるので、来週は酒匂川本流の本流ヤマメと居付きニジマスを本流竿で川虫餌で狙い、6月に入ったら、
アユを毛鉤釣りで楽しもうと思う。


<本日の釣果>
織戸沢(水の木沢出合 〜 二段大滝 〜 第二堰堤) : チビヤマメ×4、イワナ×10、チビイワナ×5
良型のイワナ7匹キープ。


※本日の講評
総歩数27,000歩、17.5KMもの運動につき、帰宅後はそのまま深い睡眠に・・・。
大滝の巻きはやはり結構大変な大高巻きであるし、折れた木が沢を塞いで通ラズになっていたりして大変だった。
また、帰り道が非常に遠く、深山の秘境に入ったことを実感・・・。
なにしろ、里川でも釣れるヤマメやアマゴと違い、イワナを釣ることは楽ではないことを再認識。深山幽谷が条件(^^;)

なお、写真整理の際に心霊写真と思しき物も混じっていた。どうやら、この沢の二段大滝付近には魑魅魍魎が居る模様・・・。
イワナが釣れるので貴重なのだが、基本的には、拙者については再訪しない方が良いと判断する・・・。
霊的なものが気にならない人にとっては、全く関係ない話だとは思うが ((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル

親父殿に頼み、身体に塩を撒いてもらった次第・・・。



水の木沢出合。

水の木沢を渡渉し、左岸側から流れ込む織戸沢に進入します・・・。
















ヤマメがアタックしてきたのは、せいぜいこの辺りまでで、
あとは完全にイワナに変わりました・・・。

基本的に水量が少ないので、降雨後の増水時に狙うと効果がある沢かもしれない。















5寸に満たないチビヤマメ・・・。

今日はこの程度のヤマメが他に3匹しか出ませんでした。
ヤマメが居るのは、水の木沢出合に近い最下流部だけで、
あとは生存競争でイワナに負けて絶えてしまったようです・・・。














8寸級の良型イワナ。

コイツが出てからは、完全にヤマメが出なくなりました・・・。
これから先は、イワナしか出ません!!















7寸以上のイワナ。

このくらいが大体アベレージサイズのようです。
















水の木沢出合から釣り登ること2時間余で、この二段大滝に到着します・・・。

本日は、釣りをしたり高巻きをしたり、林道を歩いているときは、
一切霊的な気持ち悪さは感じませんでしたが、自身が写したこの滝の写真は、
明らかに心霊写真と断定できそうな、気味の悪い、招かれざる物が
写っていました((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル

釣行記編集中に、あまりにも悪寒が酷いので、親父殿にも見てもらったところ、
何体も写っているとのことで、この沢には今後入るなと注意されました。
※親父殿がイワナを所望するから、親孝行で入ったに!!


というわけで、著作権を主張していない、他の人のサイトから拝借させて
頂きましたので、よろしくお願いいたします(^^;)























二段大滝は、大高巻きで30分くらい掛けて右岸側から巻きが可能でした・・・。

滝上は険悪なゴルジュが待っています。
また、折れた樹木が沢を塞ぎ、通ラズになりかけている場所もありました。
基本的に、険しく難度の高い沢なのだと思います・・・。














美しいナメ滝。

どう見てもヤマメのポイントですが、出てくるとしたらイワナでした。
















S地状のナメ滝。

残念ながら反応無し・・・。
砂で埋まっていなければ、きっと大物が居たことでしょう。















ゴルジュやナメ滝、あるいは堰堤を巻くと、このような
単調な平瀬が区間ごとに現れます・・・。

イワナの沢であり、ヤマメが居ないので、こういう瀬のポイントからは、
ほとんど魚信はありません。














これもまあ、立派な7寸余のイワナ。

ヤマメとの混生域のイワナは結構警戒心が強く、
一度バラすと二度と喰ってきませんが、
完全なイワナの沢である織戸沢上流域だと、バラしても
再アタックが何回かありました。













ヌルヌル滑る危険なナメ滝と、奥に見えるのは第二堰堤・・・。

第二堰堤を左岸側から巻いて堰堤上に出ると、谷が浅くなって脱渓可能になります。
このナメ滝と堰堤よりも上になると、水量が減り、ポイントも減少して
目ぼしい釣り場では無くなるようです。














立て続けに、8寸、7寸、6寸とイワナが出ました。

既に7匹キープできていたので、この3匹は無罪放免です(笑)
万物当てはまりますが、運・不運というものは誰の身にもありますね・・・。















帰り道、芦沢橋の袂で咲いている山藤・・・。

山桜や山吹とも違った、何ともシブい美しさですね・・・。